Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.54 drmspull(インベントリ情報の取り出しコマンド)

■機能説明

本コマンドは、指定したサーバでインベントリ情報を収集し、取り出しを行います。

■記述形式

drmspull

-a inv -m インベントリ収集先サーバ名 [-H own|other]

■オプション

-a inv:
本コマンドの機能を定義します。本オプションは“inv”と指定します。
-m インベントリ収集先サーバ名:
インベントリ収集するサーバのあて先システム名を指定します。

Windows版の場合、インベントリ収集先サーバ名は、ASCII(128文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。

UNIX版の場合、インベントリ収集先サーバ名は、ASCII(128文字以内)、EUC(64文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。ただし、Linuxで指定可能な全角文字列は、ASCII(128文字以内)およびEUC(64文字以内)だけです。

インベントリ収集先サーバ配下にクライアントのインベントリ情報が存在する場合は、クライアントのインベントリ情報の取り出しも行います。

-H own|other:
インベントリ収集先のシステムが、運用管理サーバ配下のサーバ(隣接サーバ)か、サーバ配下のサーバ(非隣接サーバ)かを指定します。
own:
隣接サーバのシステムに対してインベントリ収集します。
other:
非隣接サーバのシステムに対してインベントリ収集します。

本オプションを省略した場合、"own"が指定されたものとみなします。

■復帰値

0:成功
取り出し処理が正常に終了しました。
3:処理継続不可能な使用者エラー
通信エラーが発生しました。取り出し処理ができません。

オプションの指定に誤りがあります。

4:プログラム・エラー
システムにエラーが発生しました。取り出し処理ができません。

■参照

表:資源配付/インベントリ管理用コマンド(サーバ用)

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin

UNIX

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

■注意事項

■使用例

あて先システム名を"SERV1"にあるインベントリ情報の取り出しを行います。

drmspull -a inv -m SERV1

■実行結果/出力形式

復帰値を参照してください。


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