Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.13 cmcnvdb (インベントリデータの変換コマンド)

■機能説明

Oracle Database Serverまたは Microsoft SQL Serverに構築されたインベントリデータベースから取り出されたインベントリデータを、Systemwalker標準形式に変換します。

■記述形式

cmcnvdb

-t [oracle | mssql] -i 変換前データのフォルダ名 -o 変換後データのフォルダ名

■オプション

-t [oracle | mssql]
- 他社データベースがOracle7/Oracle8/Oracle8i/Oracle9i/Oracle10gの場合:

oracleを指定します。

- 他社データベースがSQL Server6.5/SQL Server7.0/SQL Server2000の場合:

mssqlを指定します。

-i 変換前データのフォルダ名
cmgetora.sqlやcmgetsqlによって取り出されたインベントリデータが格納されているフォルダのフルパス名を指定します。読み込み可能なフルパス名を指定します。
-o 変換後データのフォルダ名
他社データベース形式からSystemwalker標準形式に変換されたデータが格納されるフォルダのフルパス名を指定します。読み込み、および書き込みが可能な、存在するフルパス名を指定します。

■復帰値

0 :
正常終了
1 :
パラメタエラー
2 :
I/Oエラー
3 :
環境エラー
4 :
未サポート
5 :
権限エラー
6 :
パス長エラー
7 :
フォルダ文字エラー
8 :
変換エラー
9 :
フォルダエラー
10 :
その他のエラー
11 :
データエラー
12 :
フルパスエラー

■参照

cmgetora.sql(Oracle Database Server からのインベントリデータの移出コマンド)
cmgetsql(Microsoft SQL Serverからのインベントリデータの移出コマンド)

■コマンド格納場所

CD-ROM

<CD-ROMドライブ>\tool\trans\sv\MpCompsv

■実行に必要な権限/実行環境

Administrator権限が必要です。

■注意事項

変換前データフォルダ名(パス名)および変換後データフォルダ名(パス名)には、英数字以外の文字は指定できません。

変換前データフォルダ名(パス名)および変換後データフォルダ名(パス名)には200バイト以内のフルパスで指定してください。

本コマンドは、Systemwalker Centric Manager V12以前のバージョンで実行できます。

本コマンドは、Windows NT Server 4.0 / Windows 2000 Server / Windows 2000 Advance Server / Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 EE / Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systemsで使用できます。

■使用例

変換前データのフォルダ名をc:\temp、変換後のデータのフォルダ名をc:\cnvrtとします。

cmcnvdb -t oracle -i c:\temp -o c:\cnvrt


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