Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 コマンドリファレンス | > 1.2 コマンド |
コマンドを実行したノードで動作中のプロセス情報をP_Mpapagt(CSVファイルによるアプリケーション情報移入コマンド)で使用できるCSVファイルへ出力します。
本コマンドはログインしたユーザのアクセス権にて動作します。ログインしたユーザのアクセス権でアクセスできないプロセスについては、プロセス情報はCSVファイルに出力されません。
APA_CSV_process_list |
[-s] [-d CSV_file_full_path] [-z Zone_name] [-n application_name …] |
必ず第1引数に指定してください。
省略した場合は、出力するCSVファイルがすでに存在すると上書きを確認するメッセージを出力します。
CSVファイルの文字コードは、SJISです。
省略時は、カレントディレクトリに"P_Mpapagt_aplinfo.csv"というファイル名で出力します。
Solaris10以降でZoneを指定する場合に有効です。
上記以外の条件では指定できません。
省略した場合は、現在のZoneで動作中のプロセス情報をCSVファイルに出力します。
複数のアプリケーション名を指定することが可能です。
複数指定する場合、アプリケーション名とアプリケーション名の間を空白(半角ブランク)で区切ります。
省略した場合は、動作中のすべてのプロセス情報をCSVファイルに出力します。
アプリケーション情報ファイル
P_Mpapagt(CSVファイルによるアプリケーション情報移入コマンド)
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\Mpapagt\opt\bin |
Solaris |
/opt/FJSVsapag/bin |
動作中のすべてのプロセスをCSVファイルに出力する場合
C:\Systemwalker\mpwalker.dm\mpapagt\opt\bin\APA_CSV_process_list -d C:\temp\P_Mpapagt_aplinfo.csv |
動作中のすべてのプロセス情報が“C:\temp”配下の“P_Mpapagt_aplinfo.csv”ファイルに出力されます。
/opt/FJSVsapag/bin/APA_CSV_process_list -d /tmp/P_Mpapagt_aplinfo.csv |
動作中のすべてのプロセス情報が“/tmp”配下の“P_Mpapagt_aplinfo.csv”ファイルに出力されます。
/opt/FJSVsapag/bin/APA_CSV_process_list -d /tmp/P_Mpapagt_aplinfo.csv -z zone1 |
動作中のすべてのプロセス情報が“/tmp”配下の“P_Mpapagt_aplinfo.csv”ファイルに出力されます。
Solaris10以降では-zで指定したZone(zone1)で動作中のすべてのプロセス情報が“P_Mpapagt_aplinfo.csv”ファイルに出力されます。
以下の上書き確認メッセージが出力されます。上書きして処理を続行する場合、"y"を上書きしない場合はそれ以外を入力します。
May I update the file? [y or n](Default : n) --> |
動作中のプロセスを指定してCSVファイルに出力する場合
C:\Systemwalker\mpwalker.dm\mpapagt\opt\bin\APA_CSV_process_list -d C:\temp\P_Mpapagt_aplinfo.csv -n aaa.exe bbb.exe ccc.exe |
“aaa.exe”、“bbb.exe”、“ccc.exe”のプロセス情報が、“C:\temp"配下の“P_Mpapagt_aplinfo.csv”ファイルに出力されます。
/opt/FJSVsapag/bin/APA_CSV_process_list -d /tmp/P_Mpapagt_aplinfo.csv -n aaa bbb ccc |
“aaa”、“bbb”、“ccc”のプロセス情報が、“/temp”配下の“P_Mpapagt_aplinfo.csv”ファイルに出力されます。
/opt/FJSVsapag/bin/APA_CSV_process_list -d /tmp/P_Mpapagt_aplinfo.csv -z zone1 -n aaa bbb ccc |
“aaa”、“bbb”、“ccc”のプロセス情報が、“/temp”配下の“P_Mpapagt_aplinfo.csv”ファイルに出力されます。
Solaris10以降では-zで指定したZone(zone1)で動作中のプロセスのうち、-nで指定したアプリケーション名に一致するプロセスのプロセス情報が“P_Mpapagt_aplinfo.csv”に出力されます。
以下の上書き確認メッセージが出力されます。上書きして処理を続行する場合、"y"を上書きしない場合はそれ以外を入力します。
May I update the file? [y or n](Default : n) --> |
出力はありません。
Solaris10以降のSolarisの場合
Usage) APA_CSV_process_list [-s] [-d CSV_file_full_path] [-z Zone_name] [-n application_name …] |
上記以外のOSの場合
Usage) APA_CSV_process_list [-s] [-d CSV_file_full_path] [-n application_name …] |
ERROR:Specified file [xxxx] exists as a directory path. |
ERROR:Specified CSV file name [xxxx] is a directory path. |
ERROR:The state of file or directory path [xxxx] is abnormal. |
・指定したCSVファイル名を作成するディレクトリの状態が書き込み不可、または読み込み不可のとき
・指定したCSVファイルまたはディレクトリにアクセス権のないユーザ権限でコマンドを実行したとき
・ディスクの空き容量不足のため、CSVファイルの作成ができないとき
・-dオプションで指定したディレクトリが存在しないとき
・書き込み/読み込み可能なディレクトリにCSVファイルを作成するよう指定してコマンドを再実行する。
・ディレクトリに書き込み/読み込み権限をもつユーザ権限にてコマンドを再実行する。
・ディスクの空き容量不足の場合、空き容量を確保してからコマンドを再実行する。
・存在するディレクトリにCSVファイルを作成するよう指定してコマンドを再実行する。
ERROR : The error occurred. |
INFO:Output application information is not found. |
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