Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.4 APA_CSV_process_list(動作中のプロセス情報をCSVファイルに出力するコマンド)

■機能説明

コマンドを実行したノードで動作中のプロセス情報をP_Mpapagt(CSVファイルによるアプリケーション情報移入コマンド)で使用できるCSVファイルへ出力します。

本コマンドはログインしたユーザのアクセス権にて動作します。ログインしたユーザのアクセス権でアクセスできないプロセスについては、プロセス情報はCSVファイルに出力されません。

■記述形式

APA_CSV_process_list

[-s] [-d CSV_file_full_path] [-z Zone_name] [-n application_name …]

■オプション

-s:
出力するCSVファイルがすでに存在する場合に、上書きを確認するメッセージを出力せず、CSVファイルに強制的に上書きする場合に指定します。

必ず第1引数に指定してください。

省略した場合は、出力するCSVファイルがすでに存在すると上書きを確認するメッセージを出力します。

-d CSV_file_full_path:
動作中のプロセス情報を出力するCSVファイル名をフルパスで指定します。

CSVファイルの文字コードは、SJISです。

省略時は、カレントディレクトリに"P_Mpapagt_aplinfo.csv"というファイル名で出力します。

-z Zone_name:
Zone_nameで指定したZoneで動作中のプロセス情報をCSVファイルに出力します。

Solaris10以降でZoneを指定する場合に有効です。

上記以外の条件では指定できません。

省略した場合は、現在のZoneで動作中のプロセス情報をCSVファイルに出力します。

-n application_name …:
CSVファイルに出力するアプリケーション名を指定します。

複数のアプリケーション名を指定することが可能です。

複数指定する場合、アプリケーション名とアプリケーション名の間を空白(半角ブランク)で区切ります。

省略した場合は、動作中のすべてのプロセス情報をCSVファイルに出力します。

■復帰値

0:
正常終了
1:
異常終了
2:
CSVファイルに出力するアプリケーション情報がない。

■参照

アプリケーション情報ファイル
P_Mpapagt(CSVファイルによるアプリケーション情報移入コマンド)

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\Mpapagt\opt\bin

Solaris
Linux

/opt/FJSVsapag/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】

■注意事項

■使用例1

動作中のすべてのプロセスをCSVファイルに出力する場合

アプリケーション情報を出力するCSVファイルがすでに存在する場合

以下の上書き確認メッセージが出力されます。上書きして処理を続行する場合、"y"を上書きしない場合はそれ以外を入力します。

May I update the file? [y or n](Default : n) -->

■使用例2

動作中のプロセスを指定してCSVファイルに出力する場合

アプリケーション情報を出力するCSVファイルがすでに存在する場合

以下の上書き確認メッセージが出力されます。上書きして処理を続行する場合、"y"を上書きしない場合はそれ以外を入力します。

May I update the file? [y or n](Default : n) -->

■実行結果/出力形式


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright FUJITSU LIMITED 1995-2008