PRIMEQUEST System Disk Mirror for Windows ユーザーズガイド V1.0
目次 前ページ次ページ

付録C 注意事項

C.3 トラブルシューティング

 

ETERNUS 接続環境でブートディスクのミラーリングの設定や操作が失敗する。

[説明]

以下のすべての条件を満たすとき、ミラーリングの設定や操作でエラーが発生することがあります。また、この条件のとき、等価性コピーや等価性回復コピーが完了したあと、ミラー先のディスクが INVALID 状態になることがあります。

  1. ETERNUS マルチパスドライバを使用していない。

  2. システム運用中にディスクアレイ装置 ETERNUS を接続または切断するか、または、ETERNUS が故障などによりシステムから認識されない状態になる。

  3. 2. のあとにシステムを一度もシャットダウンしていない。

条件 1. 〜 3. を満たす場合、OS の bootcfg コマンドが正常に動作せず、EFI ブートエントリの追加や削除が失敗することが原因です。

以下の条件を満たすとき、この現象に該当すると判断できます。

[対処]

以下の手順で復旧作業を行ってください。

  1. システムをシャットダウンする。

  2. ETERNUS のディスクやケーブルに異常がある場合は、異常を復旧する。

  3. システムを起動する。

  4. イベントログのシステムログに出力されているサービス (F6GASRV) のメッセージ (42008、42011、44002、44006) の対処を行う。


サービスのメッセージの対処方法については、「サービスのメッセージ」を参照してください。



目次 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2008