PRIMEQUEST System Disk Mirror for Windows ユーザーズガイド V1.0
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第3章 運用> 3.2 ブートディスクのバックアップ・リストア

3.2.1 ブートディスクのバックアップ

ブートディスクのバックアップは、ScWL を使用して行います。

ミラーグループに属しているディスクのうち、VALID 状態のディスク 1 つをバックアップします。

占有パーティションも含めたディスク全体をバックアップするため、ディスクの交換やミラーリング構成の変更を行ったあとは、ブートディスクをバックアップし直してください。

  1. コマンドプロンプトの起動

    [スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト] を起動します。


  2. バックアップするディスクの確認

    バックアップするディスクのミラーグループ名、ディスク名、位置を確認し、紙などに記録しておきます。

    ミラーグループ名とディスク名は、リストアの際に必要な情報です。
    ディスクの位置は、バックアップの際に必要な情報です。

    例: ミラーグループ名が Group0、ディスク名が Disk0、位置が IOU#0-HDD#0 の場合

    > sdxinfo -D
    OBJ  NAME   TYPE   GROUP   DEVNAM DEVBLKS      STATUS
    ---- ------ ------ ------- ------ ------------ -------
    disk Disk0  mirror Group0  0          35291136 VALID
    disk Disk1  mirror Group0  1          35291136 VALID
    > sdxinfo -P
    OBJ    NAME BLOCKS       STATUS  DKNAME LOCATION
    ------ ---- ------------ ------- ------ ---------------------------------------
    device 0        35291136 VALID   Disk0  IOU#0-HDD#0
    device 1        35291136 VALID   Disk1  IOU#0-HDD#1


    sdxinfo コマンドの詳細は、「sdxinfo - ディスクの構成と状態の表示」を参照してください。


  3. バックアップ

    手順 2. で確認した位置のディスクを、ScWL でバックアップします。


    ScWL の使用方法は、「PRIMEQUEST SystemcastWizard Lite ユーザーズガイド」を参照してください。



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