Interstage Web Server 使用上の注意 - Solaris -
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第3章 注意事項> 3.1 Interstage共通の注意事項> 3.1.16 ファイアウォールの設定の注意事項

3.1.16.1 Windows(R)の場合

 Windowsファイアウォールが有効になっていることにより、トラブルが発生する場合があります。以下の手順に従って、Windowsファイアウォールのブロックを解除するなど、システムの設定を変更してください。

Interstage HTTP Serverを使用する場合

 Webサーバへのアクセスに失敗する場合があります。事前に、以下の手順でファイアウォールのブロックを解除してください。

  1. [コントロールパネル]から[Windowsファイアウォール]を開きます。
  2. [全般]タブを選択して、画面の[有効(推奨)]が「オン」になっていること、および[例外を許可しない]にチェックが入っていないことを確認します。
  3. [例外]タブを選択して、[プログラムの追加]ボタンをクリックします。
  4. [参照]ボタンをクリックし、「C:\Interstage\F3FMihs\bin\Apache.exe」を選択して、[開く]ボタンをクリックします。
  5. [プログラムの追加]画面の[OK]ボタンをクリックします。
  6. 「プログラムおよびサービス」一覧に、手順4で追加したプログラム名にチェックが入っていることを確認して、[OK]ボタンをクリックします。

Interstage ディレクトリサービスを使用する場合

 Interstage ディレクトリサービスのクライアント、およびエントリ管理ツールによるリポジトリへの接続ができない場合があります。また、レプリケーション環境構築が失敗する場合があります。事前にファイアウォールのブロックを解除してください。

  1. [コントロールパネル]から[Windowsファイアウォール]を開きます。
  2. [全般]タブを選択して、画面の[有効(推奨)]が「オン」になっていること、および[例外を許可しない]にチェックが入っていないことを確認します。
  3. [例外]タブを選択して、[プログラムの追加]ボタンをクリックします。
  4. [参照]ボタンをクリックし、「C:\Interstage\IREP\sbin\irepslapd.exe」を選択して、[開く]ボタンをクリックします。
  5. [プログラムの追加]画面の[OK]ボタンをクリックします。
  6. 「プログラムおよびサービス」一覧に、手順4で追加したプログラム名にチェックが入っていることを確認して、[OK]ボタンをクリックします。

負荷計測エージェントを使用する場合

 Windowsファイアウォールが有効になっていることにより、Interstage Traffic Directorで分散対象サーバが「故障」の状態になり、負荷分散されない場合があります。以下の手順で、Windowsファイアウォールのブロックを解除してください。

  1. [コントロールパネル]から[Windowsファイアウォール]を開きます。
  2. [例外] タブを選択して、[ポートの追加]ボタンをクリックします。
  3. [ポートの追加]ダイアログにおいて、以下の「名前」「ポート番号」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

    項目

    名前

    Interstage Traffic Director 負荷計測エージェント

    ポート番号

    2465

    プロトコル

    UDP

Webサーバコネクタの故障監視機能を使用する場合

 Windows(R)のファイアウォールが有効になっていることにより、Webサーバコネクタの故障監視機能でIJServerマシンが「故障」の状態になり、クライアントからのリクエストの振り分けが抑止される場合があります。以下の手順で、Webサーバコネクタの振り分け先IJServerマシンのWindows(R)のファイアウォールのブロックを解除してください。

  1. [コントロールパネル]から[Windowsファイアウォール]を開きます。
  2. [詳細] タブを選択して、ICMPグループボックスの[設定]をクリックします。
  3. 「エコー要求の着信を許可する」をチェックし、[OK]ボタンをクリックします。

MQ連携サービスを使用する場合

 MQ連携サービスのMQDBRIDGEシステムを起動による相手システムに接続することができない場合があります。事前に以下の手順でMQ連携サービスを「通信を許可するプログラム」としてシステムに登録してください。

  1. [コントロールパネル]から[Windowsファイアウォール]を開きます。
  2. [全般]タブの[オン]にチェックが入っていることを確認し、[例外を許可しない]にチェックが入っていないことを確認します。
  3. [例外]タブを選択して、[プログラムの追加]ボタンをクリックします。このとき、以下のファイルを登録します。
    [MQ連携サービスインストールディレクトリ]\bin\mqdbserv.exe
  4. [例外]タブにて上記ファイル名の左にチェックが入っているのを確認して、設定パネルの[OK]ボタンをクリックします。

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