PRIMECLUSTER Wizard for NetVault 導入運用手引書 4.2 - Linux -

3.3 切替え発生時の問題解決

■NetVault のログ

PRIMECLUSTER による NetVault の運用で、切替えが発生した場合は、NetVault のログから問題を解決してください。

■PRIMECLUSTER Wizard for NetVault のログ

本製品 においても、どのような異常を検出し、どのような対処を行ったかを以下のログファイルに出力しています。

/var/opt/FJSVclnvt/logs/FJSVclnvt_<HV_NODENAME>.slog
/var/opt/FJSVclnvt/logs/FJSVclnvt_<HV_NODENAME>.dlog

HV_NODENAME は、NetVault リソース名 (Nvt_APP1など) が入ります。

ログファイルは、本製品の設定項目で設定した LogSize 値を超えた場合、バックアップを1世代(*.old)作成します。LogSize 値については、"2.3.2 userApplication の作成" を参照してください。

ログファイルのフォーマットは以下の通りです。

日付時間/区分/ID/テキスト
2005/11/29 11:52:14 : [Info] [1101] clnetvault Start (PID:32600)
2005/11/29 11:52:14 : [Info] [1102] OnlineScript start.
2005/11/29 11:52:30 : [Info] [1103] OnlineScript normal end.
2005/11/29 11:52:30 : [Info] [1106] clNetVault End

• 日付時間
  YYYY/MM/DD HH:MM:SS の形式で出力します。

• 区分
  ログの区分を示します（Information、Error、Warning）。

• ID
  メッセージ番号を示します。

• テキスト
  メッセージの内容を示します。

ログファイルはトラブル発生時の調査のための重要な資料となります。これらのファイルを削除したり編集したりしないでください。