PRIMECLUSTER Wizard for NetVault 導入運用手引書 4.2 - Linux -
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第2章 環境設定> 2.3 仮想クライアントを使用する場合

2.3.2 userApplication の作成

ここでは、GLS リソースと NetVault リソースからなる userApplication を作成します。GLS リソースは、運用ノードから待機ノードへの切替えが発生しても、NetVault の定義を変更することなく、バックアップを行うための仮想IPアドレスを制御するリソースです。

userApplication は、RMS Configuration Wizard を使用して設定します。RMS Configuration Wizard はメニューから情報を選択しながら設定を行うウィザード形式になっています。

以下のコマンドを任意の1ノードで実行します。

# hvw -n <定義名>

以下に RMS Configuration Wizard による環境設定の概要を示します。

RMS Configuration Wizard による環境構築は、メニューの中から項目(番号)を選択して設定します。

環境構築は、以下の手順で行います。

1. Application-Create
2. Configuration-Generate
3. Configuration-Activate

userApplication を新規に設定します。
userApplication の生成を行います。
userApplication を有効にします。

Application type selection menu において、全て大文字のメニューは userApplication を簡単に作成することができる turnkey wizard (例:NETVAULT)です。

以降では turnkey wizard を使用した環境構築について説明します。

詳しくは、「PRIMECLUSTER 導入運用手引書」を参照してください。


下へ2.3.2.1 Application-Create
下へ2.3.2.2 Configuration-Generate and Configuration-Activate
下へ2.3.2.3 userApplication の動作確認

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