PRIMECLUSTER Wizard for NetVault 導入運用手引書 4.2 - Linux - |
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第2章 環境設定 | > 2.3 仮想クライアントを使用する場合 | > 2.3.2 userApplication の作成 |
以下に NetVault の環境設定の例を説明します。
userApplication |
説明 |
登録するリソース |
app1 |
運用を行う全てのノードを含む userApplication です。 |
NetVault リソース |
「PRIMECLUSTER 導入運用手引書」 の 「第6章 クラスタアプリケーションの構築」 に従い userApplication を作成してください。運用を行う全てのノードを含む userApplication を1つ作成します。 userApplication の設定の推奨値を以下に示します。
属性 |
推奨設定値 |
AutoSwitchOver |
HostFailure|ResourceFailure|ShutDown |
StandbyTransitions |
ClearFaultRequest|StartUp|SwitchRequest |
PersistentFault |
1 |
HaltFlag |
Yes |
Machines の設定は、運用ノードをMachines[0]、待機ノードをMachines[1]に設定します。ノードを追加する場合はAdditionalMachines を選択します。その他の設定については、HELP または 「PRIMECLUSTER 導入運用手引書」を参照してください。
以下の設定を推奨します。
属性 | 推奨設定値 |
AutoSwitchOver | HostFailure|ResourceFailure|ShutDown |
StandbyTransitions | ClearFaultRequest|StartUp|SwitchRequest |
PersistentFault | 1 |
HaltFlag | Yes |
設定が完了したら、SAVE+EXIT を選択し設定を保存します。
GLS リソースに関しては、「PRIMECLUSTER 導入運用手引書」を参照してください。
NetVault リソース設定項目
設定項目 |
説明 |
|
ScriptTimeout |
NetVault 起動・停止処理のタイムアウト時間 |
|
LogSize |
スクリプト・ディテクタのログサイズ デフォルト 1024Kbytes (1Kbytes - 10240Kbytes) |
|
PreOnlineScript |
オンライン処理の前に実行されるスクリプト |
|
PostOnlineScript |
オンライン処理の後に実行されるスクリプト |
|
PreOfflineScript |
オフライン処理の前に実行されるスクリプト |
|
PostOfflineScript |
オフライン処理の後に実行されるスクリプト |
|
FaultScript |
Fault 発生時に実行されるスクリプト |
|
Flags |
NullDetector(D) |
リソース監視を行うかどうかを選択するフラグです。 |
AutoRecover(A) |
リソース異常が発生した場合に、フェイルオーバー前にリソースの再起動を試みるかどうかを選択するフラグです。 |
|
WarningOnly(W) |
ソース異常が発生した場合に、フェイルオーバーさせるかどうかを選択するフラグです。 |
|
リソースを Standby にするかどうかを選択するフラグです。 |
※ 設定項目 Flags の各属性の( )内の文字は略称です。
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