Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド |
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第1部 J2EE共通編 | > 第3章 J2EEアプリケーションの運用 | > 3.6 JTSを利用する場合の手順 |
分散トランザクション機能(JTS)を利用したアプリケーションを運用するには、トランザクションサービス(OTS)が必要です。
また、JTSはJ2EEアプリケーションクライアント、Webアプリケーション、およびEJBアプリケーションから利用することが可能です。
それぞれのサービスのインストール手順、および環境設定方法については、“インストールガイド”および“運用ガイド(基本編)”を参照してください。
分散トランザクション機能、およびJTSの提供するJTAインタフェースについては、“JTS/JTA編”を参照してください。
JTSアプリケーションの運用開始までの手順を以下に示します。
Interstage管理コンソールではJTS用リソース管理プログラムは、“トランザクションサービス(JTS RMP)”と表示されます。
リソースマネージャの環境設定はリソースマネージャのマニュアルを参照してください。
JTSで各種リソースマネージャを利用するためには、必要なクラスパスを設定する必要があります。必要なクラスライブラリは各リソースマネージャのマニュアルを参照してください。
リソースマネージャのクラスパスを設定するには、Interstage管理コンソールのシステムの環境設定を開いて、[J2EEプロパティ]にクラスパスを設定してください。
Interstage管理コンソールを使用しない場合、環境変数classpathはシステム環境変数に設定してください。
環境変数を有効にするためには、Interstageの再起動が必要になります。
リソースマネージャにOracleを使用する場合の注意事項
sqlplus "sys/password@ORACLE_SID AS SYSDBA" |
grant select on DBA_PENDING_TRANSACTIONS to username |
Interstage管理コンソールで、トランザクションサービス(OTS)の環境設定を行います。
セットアップの詳細設定を変更した場合、トランザクションサービスの環境が再構築されます。
そのため、今まで登録されていたJTS用リソース定義情報は、すべて削除されます。
再度、対象のリソースをグローバルトランザクションで使用するには、リソースの環境設定でJDBCデータソースを使用する場合は、“分散トランザクションを使用する”を選択し、connectorを使用する場合は、“グローバルトランザクションの利用”を“する”に選択し、適用してください。
Interstage管理コンソールを使用して、JTS用リソース定義の登録を行います。
- %SystemRoot%\system32\drivers\etc\hosts
- /etc/hosts
記述例
123.123.123.110 oracle_db1 |
データソース1のサーバURL:jdbc:oracle:thin:@oracle_db1:1521:ORCL |
データベースを起動します。
データベースの起動方法については、データベースのマニュアルを参照してください。
Interstage管理コンソールを使用して、Interstageを起動します。同時にトランザクションサービスも起動します。
システムの環境設定でトランザクションサービス(OTS)の環境設定が行われている場合は、Interstageの起動と一緒にトランザクションサービスも起動します。
“トランザクションサービス(JTS RMP)”は連携するデータベースの起動に依存してダウンリカバリ処理を実施するため、サーバマシンの再起動時には自動起動されません。そのため、データベースの起動後に以下のいずれかの作業が必要になります。
Interstage管理コンソールで、ワークユニットを起動します。
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