Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (データベース連携サービス編)
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第2章 分散トランザクション機能の使用方法> 2.2 JTA> 2.2.2 UserTransactionインタフェース

2.2.2.3 UserTransactionインタフェースの獲得方法

 ここではUserTransactionインタフェースを利用するために、JNDIからUserTransactionオブジェクトを獲得する方法を説明します。

 UserTransactionオブジェクトをJNDIから獲得するには、JNDI環境プロパティの設定が必要です。

 JNDI環境プロパティの詳細は、J2EEユーザーズガイドのJNDI環境プロパティの詳細設定を参照して下さい。

 JNDIからUserTransactionオブジェクトを獲得するためのJNDI名は、以下になります。

java:comp/UserTransaction

InitialContext ic = new InitialContext();
UserTransaction ut = ic.lookup("java:comp/UserTransaction");

 JNDI環境プロパティの設定が正しく行なわれていない場合、lookup処理が失敗します。

lookup処理で失敗する場合は、JNDI環境プロパティの設定を確認してください。


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