Interstage Application Server ebXML Message Service ユーザーズガイド |
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付録C CPA作成チュートリアル |
CPAの有効期間の開始時刻をStart要素に、終了時刻をEnd要素に記述します。取引の開始時刻や終了時刻が明確に定まっている場合、その値を記述します。あまり明確でない場合には、StartにCPAを作成した時刻より少し前の時刻を記述し、Endには作成するCPAを用いた取引を行う可能性がほとんど無くなるような、数年後の時刻を記述しておくと良いでしょう。
StartやEndに記述する時刻にはUTCを用いるのが一般的です。UTCはGMTとほぼ同じ時刻で、日本時間より9時間遅れています。
ここでは、UTCで2003年1月1日00:00:00から2005年12月31日23:59:59までを有効期間とする例を示してあります。
Status要素のvalue属性にはCPAの状態を記述します。
CPAを片方の当事者が作成し、もう一方の当事者に送って承認を受けるスタイルの場合、作成段階ではStatusをproposedに、承認段階でagreedにすると良いでしょう。当事者がCPAの記述内容に合意した証として、XML署名を付与することもできます。この場合、Statusはagreedではなくsignedになります(注1)。
両当事者の共同作業でCPAを作成する場合、作業中からagreedにしておくのも、CPA完成時にagreedにするのも当事者次第ですが、ebMSに入力する段階ではagreedかsignedになっている必要があります。ここでは、両当事者がそれぞれの作業を確認しながらCPAを作成すると考え、最初からagreedに設定します。
ebMSではCPAに付与された署名の認証機能はサポートしていないため、ebMSに入力する前に別の手段で認証を行う必要があります。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <tp:CollaborationProtocolAgreement xmlns:tp="http://www.oasis-open.org/committees/ebxml-cppa/schema/cpp-cpa-2_0.xsd" xmlns:ds="http://www.w3.org/2000/09/xmldsig#" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" tp:cpaid=""> <tp:Status tp:value="agreed"/> <tp:Start>2003-01-01T00:00:00Z</tp:Start> <tp:End>2005-12-31T23:59:59Z</tp:End> <tp:PartyInfo tp:defaultMshChannelId="" tp:defaultMshPackageId=""> <tp:PartyId></tp:PartyId> </tp:PartyInfo> <tp:PartyInfo tp:defaultMshChannelId="" tp:defaultMshPackageId=""> <tp:PartyId></tp:PartyId> </tp:PartyInfo> </tp:CollaborationProtocolAgreement>
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