Interstage Application Server ebXML Message Service ユーザーズガイド
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第2章 機能> 2.4 CPA管理機能> 2.4.1 ebMSによるメッセージ交換プロセスにおけるCPA管理の運用

2.4.1.3 CPAの登録

 ローカルディスク上のCPAからebMSへのCPA登録は利用者のコマンド操作によって行います。登録コマンド(ebmscparegister)のパラメタには、CPAのファイル名とCPA-IDが必要となります。ebmscparegisterコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“ebmscparegister”を参照してください。

 CPAの登録情報は、デフォルトの、あるいはユーザ設定のCPA管理用ディレクトリの配下で管理されます。

CPAの有効期間やステータスのCPA管理での扱い

 CPAには有効期間やステータスが設定されています。

 CPA管理機能はCPA登録時に、入力されたCPAのステータスをチェックします。ステータスが“agreed”または“signed”になっていればCPAを登録します。“propose”であればエラーとしてCPAを登録しません。

 CPAは取引当事者双方の合意によって作成されており、当事者はその合意内容を理解し、従う必要があります。CPAの有効期間が終了した場合、そのCPAを用いたメッセージ交換はできなくなります。必要であれば、当事者間で再度の交渉と合意により新たなCPAを作成する必要があります。また、CPA管理機能が自動的に無効となったCPAを削除することはありません。利用者はebmscpadeleteコマンドにより無効となったCPAを削除する必要があります。ebmscpadeleteコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“ebmscpadelete”を参照してください。


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