Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド
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第5章 異常時の運用> 5.8 正系ノードでのDBミラーリングシステムの異常

5.8.1 モニタデーモンのダウン

モニタデーモンがダウンするとモニタデーモンの監視プロセスがモニタデーモンを再起動します(最大3回まで再起動します)。再起動が失敗した場合は以下のメッセージをコンソールに出力します。

SYMFOWARE_SYMDX: ERROR: 31001: Failed to start the monitor daemon.

上記のメッセージが出力された場合のリカバリ操作の手順を以下に示します。

■操作の手順

■データベースサーバ1の操作

  1. モニタデーモンのダウンを通知するメッセージを確認します。

  2. メッセージから異常原因の調査と対処を行います。

  3. dxstartコマンドを実行し、モニタデーモンを起動します。

    $ dxstart
  4. dxsvstartコマンドを実行し、正系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。

    $ dxsvstart -c

正系ノードのモニタデーモンが停止している状態では、DBミラーリングシステムによるノード切替えを実施できません。このため、モニタデーモンが停止した場合、データベースが正常に動作していることを確認した上で、早急にモニタデーモンのリカバリを実施してください。

正系ノードの異常のとき、強制的に副系ノードに切り替える場合は“利用者によるノード切替えの判断”を参照してください。

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