Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド |
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第5章 異常時の運用 | > 5.6 ノードの切替え時の異常 |
スプリットブレインとは、一時的に両ノードが正系ノードとして動作してしまうために、両ノードでデータの更新業務が行われる現象をいいます。
ノード切替え時に、管理用のLANに通信異常が発生すると、スプリットブレインが発生する場合があります。
スプリットブレインが発生すると、以下のメッセージが出力されます。
rdb: WARNING: qdg20422w:両ノードでスプリットブレインが発生しています RLP名=' RLP名' |
このとき、ノード切替えは成功し、利用者業務の継続は可能です。
ただし、両ノードでデータ更新の可能性があるため、データの調査が必要です。
DBミラーリングサービスの運用を中止する場合は、以下の操作を行ってください。
旧正系ノードのデータベースを停止します。
正系ノードでdxsvstopコマンドを実行して、サービスを緊急停止します。
dxsvstop -term |
正系ノードのデータベースを利用して業務を継続します。
利用者業務と並行して、両ノードのデータベースのデータを調査して、必要に応じてリカバリを行います。
DCUの再構築を行います。
正系ノードのデータベースを停止します。
旧正系ノードでdxsvstopコマンドを実行して、サービスを緊急停止します。
dxsvstop -term |
旧正系ノードのデータベースを利用して業務を継続します。
利用者業務と並行して、両ノードのデータベースのデータを調査して、必要に応じてリカバリを行います。
DCUの再構築を行います。
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