Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド |
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第4章 運用開始後の環境変更 | > 4.6 順序の同期合せ |
順序の同期合せの操作手順を以下に示します。
順序番号を確認します。順序番号の確認は、DBミラーリングサービス中に、Symfoware Serverのrdbexecsqlコマンドにより、順序番号を生成することにより確認します。
DBミラーリングサービスの通常停止を行います。
$ dxsvstop |
複写元RLPをrdbbcdcuコマンドで特定します。
rdbbcdcuコマンドを実行してDCU構成を確認します。
$ rdbbcdcu -V -b LogGroup : system RLCbuffNum : 128 RLCbuffSize : 2K RLCnum : 3 RLCsize : 10240K RLPid RLPname Kind OnMode OnStat RLPstat InhCause ConStat DisConCause 1 rlp001 origin capture online normal - connection - 2 rlp002 duplicate init standby normal - disconnection - |
2つのRLPのうち、KindがoriginのRLPが複写元RLPです。rdbbcmapコマンドを実行して資源識別子を抽出し、副系ノードに転送します。
$ rdbbcmap -E -p 複写元RLP名 資源識別子抽出ファイル名
DCUの2つのRLPのうち、複写先RLPについて、セットアップスクリプトdxfmtmndb.shを実行して、RLP管理オブジェクトの初期化を行います。
$ dxfmtmndb.sh -d RLP定義ファイル名 -p 複写先RLP名 -M |
DCUの2つのRLPのうち、複写先RLPについて、rdbbcmapコマンドを実行して、資源識別子を登録します。
$ rdbbcmap -R -p 複写先RLP名 資源識別子抽出ファイル名 |
DBミラーリングサービスを起動します。
$ dxsvstart -c |
順序番号を生成するなどの方法で整合性を確認します。
以下のメッセージにより、正系ノードでのdxsvstopコマンドの実行による副系ノードのDBミラーリングサービスの停止を確認します。
SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 12136: DB mirroring service stopped in normal state by the demand from the other node . |
Symfoware Serverのrdbddlexコマンドを実行して、順序定義を再作成(削除と定義)します。
複写先RLPをrdbbcdcuコマンドで特定します。
rdbbcdcuコマンドを実行してDCU構成を確認します。
$ rdbbcdcu -V -b LogGroup : system RLCbuffNum : 128 RLCbuffSize : 2K RLCnum : 3 RLCsize : 10240K RLPid RLPname Kind OnMode OnStat RLPstat InhCause ConStat DisConCause 1 rlp001 duplicate reflect online normal - connection - 2 rlp002 origin init standby normal - disconnection - |
2つのRLPのうち、KindがduplicateのRLPが複写先RLPです。複写先RLPについて、セットアップスクリプトdxfmtmndb.shを実行して、RLP管理オブジェクトの初期化を行います。
$ dxfmtmndb.sh -d RLP定義ファイル名 -p RLP名 -M |
DCUの2つのRLPのうち、複写先RLPについて、rdbbcmapコマンドを実行して、資源識別子を登録します。
$ rdbbcmap -R -p 複写先RLP名 資源識別子抽出ファイル名 |
DCUの2つのRLPのうち、複写元RLPについて、rdbbcmapコマンドを実行して資源識別子を抽出し、任意の方法で正系ノードに転送します。
$ rdbbcmap -E -p 複写元RLP名 資源識別子抽出ファイル名 |
DBミラーリングサービスを起動します。
$ dxsvstart -r |
利用者業務を停止します。
利用者業務を再開します。
正系ノードでの順序番号の生成は、DBミラーリングサービス中のみ実施できます。このため、両ノードでDBミラーリングサービス停止を行う前にあらかじめ実施しておきます。
Symfoware Serverのrdbexecsqlコマンドの指定方法については“Symfoware Server SQLTOOLユーザーズガイド”を参照してください。
順序の削除や再定義の詳細については“Symfoware Server SQLリファレンス”を参照してください。
Symfoware Serverのrdbexecsqlコマンドおよびrdbddlexコマンド詳細については“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。
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