Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド
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第4章 運用開始後の環境変更> 4.4 データベースの運用操作

4.4.2 データベースの運用操作の流れ

データベースの運用手順の例として、Symfoware Serverのrdbsloaderコマンドを利用したバッチ処理を実行する場合を例に説明します。

■操作の手順

■データベースサーバ1の操作

  1. DBミラーリングサービスを通常停止します。

    $ dxsvstop

  2. Symfoware Serverのrdbsloaderコマンドを実行して、データベースのロード処理を行います。

  3. 該当DSIに対して最適化情報の登録やバックアップなどを実行します。

  4. Symfoware Serverのrdbudsiコマンドによる両ノードの格納件数を比較するなどの方法で、整合性を確認します。

  5. 両ノード同時に行う保守の手順でDBミラーリングサービスを開始します。

    $ dxsvstart

■データベースサーバ2の操作

  1. 以下のメッセージにより、正系ノードでのdxsvstopコマンドの実行による副系ノードのDBミラーリングサービスの停止を確認します。

    SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 12136: DB mirroring service stopped in normal state by the demand from the other node .
  2. rdbsloaderコマンドを実行して、データベースのロード処理を行います。

  3. 該当DSIに対して最適化情報の登録やバックアップなどを実行します。

  4. Symfoware Serverのrdbudsiコマンドによる両ノードの格納件数を比較するなどの方法で、整合性を確認します。

  5. 両ノード同時に行う保守手順でDBミラーリングサービスを開始します。

    $ dxsvstart -r

■アプリケーションサーバの操作

  1. 利用者業務を停止します。

  2. 利用者業務を再開します。


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