Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド |
目次
索引
![]() ![]() |
第4章 運用開始後の環境変更 | > 4.3 データベースの定義の変更 |
データベース定義変更には、両ノードのDBミラーリングシステムの運用を一時停止し、両ノードで同時に行う必要のあるものと、両ノードで同時に行うことが推奨となっているものがあります。
両ノードのDBミラーリングシステムの運用を一時停止し、同時に行うことが必須となっているデータベース定義を以下の表に示します。
分類 |
機能名 |
---|---|
SQL文 |
・スキーマ定義(スキーマ要素として順序を定義した場合) |
また、下記操作についてはDBミラーリングシステムの対象資源に関係するため、両ノードで同期した定義操作を推奨します(下記資源はその後のDSI定義、順序定義によりDBミラーリングシステムの対象資源として確定します)。
分類 |
機能名 |
---|---|
SQL文 |
・データベース定義 |
データベーススペース定義やDSI定義の割り付け対象(ALLOCATE句)はノード間の物理構成を柔軟に運用する場合、ノード毎に異なる定義を行うことも可能ですが、セットアップやDCU再作成を考慮した場合、両ノードで一致させることを推奨します。
両ノードで同時に行うことが必須のデータベース定義以外の定義操作についても、一方のノードのみで定義操作を行った状態でノード切替えを実施する状態を起こさないためにも、両ノードで同期した定義操作を行ってください。
ビュー定義、トリガ定義、プロシジャ定義など上記に説明している以外の資源定義は、利用者側で両ノードに同じ定義を実施する必要があります。これらの定義はDBミラーリングシステムの運用の状態(サービスの状態)に関係なく実施することができます。
DBミラーリングシステムの対象資源で、両ノードで一致が必要な要素については“セットアップガイド”の “両ノードのデータベース環境”を参照してください。
目次
索引
![]() ![]() |