Interstage Job Workload Server セットアップガイド
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第4章 バッチジョブ定義データベース環境の作成> 4.1 Symfowareシステムのセットアップ

4.1.6 RDBディクショナリの作成

RDBディクショナリの作成は、製品版のSymfoware Serverを利用する場合だけ必要です。

データベース環境を作成するためにRDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルを作成します。
RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルの作成は、rdbcrdicコマンドで行います。


rdbcrdicコマンドの詳細は、“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。

RDBディクショナリは、rdbcrdicコマンド実行時に、ファイル名を指定して作成してください。
RDBディレクトリファイルは、“RDB構成パラメタファイルの編集”で“RDBDIRSPACE2”に指定したディレクトリに、DIR_FILE1、DIR_FILE2というファイル名で自動的に作成されます。

RDBディクショナリは、システム表と呼ばれるデータベースの定義情報を管理するいくつかの表から構成されています。
システム表はrdbcrdicコマンドのaオプションにより割り付けることができます。
システム表以外の空き領域は、追加割当てを行う場合に使用します。

RDBディクショナリ作成時には、以下の値を指定してください。

RDBディクショナリを100メガバイトの容量、82メガバイトの割付け量で、/WORK/dict/RDBBTFW/rdbdictionaryに作成する場合の、RDBディクショナリを作成するコマンドの実行例を以下に示します。

rdbcrdic -f /WORK/dict/RDBBTFW/rdbdictionary -c 100M -a 82M


指定するパス名は、利用する環境に合わせて変更してください。

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