Interstage Job Workload Server セットアップガイド |
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第3章 セットアップの準備 | > 3.3 バッチジョブ定義データベース環境の作成準備 |
RDB構成パラメタファイルは、製品版のSymfoware Serverを利用する場合だけ必要です。
Symfoware Serverを利用した動作環境の定義は、RDB構成パラメタファイルに定義します。
RDB構成パラメタファイルは、以下になります。
/opt/FSUNrdb2b/etc/RDBシステム名.cfg
/opt/FJSVrdb2b/etc/RDBシステム名.cfg
RDB構成パラメタファイルに定義する内容を以下に示します。
詳細は、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。
定義種別 |
意味 |
---|---|
RDBLOG |
"128,128" を指定します。 |
RDBASYNCIO |
"YES" を指定します。 |
RDBASYNCIONUMR |
"0" を指定します。 |
RDBASYNCIONUMW |
"1" を指定します。 |
RDBREPORTSIZE |
"10485760" を指定します。 |
RDBEXTMEM |
“システム規模の見積もり”で見積もったシステム規模に応じて、以下の値を指定します。
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RDBCNTNUM |
“システム規模の見積もり”で見積もったシステム規模に応じて、以下の値を指定します。
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RDBPRJCODE |
Symfowareは、通信その他の目的でIPCを使用します。このIPC使用時のキーとなる値が、他プロダクトと重複することを避けるために、キーの最上位バイトがプロジェクトを指すようにするという方式が勧められています。パラメタRDBPRJCODEは、IPC使用時のキーの最上位1バイトに"0x"で始まる16進数を指定し、IPCキーの重複使用を避けるために使用します。 |
RDBSYSTEMID |
それぞれのRDBシステムに与えるIDを1から31までの10進数で指定します。このIDはマシン内で一意となるように指定してください。 |
RDBCORE |
Symfoware Serverで異常が発生した場合のダンプ出力先ディレクトリ名を絶対パスで指定します。 |
RDBREPORT |
メッセージログファイルの配置先ディレクトリ名を絶対パスで指定します。 |
ログ管理ファイルの配置先のディレクトリ名を絶対パスで指定します。 |
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RDBDIRSPACE1 |
データベース用のRDBディレクトリファイルの配置先ディレクトリ名を絶対パスで指定します。 |
RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルの配置先ディレクトリ名を絶対パスで指定します。 |
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システム用の動作環境ファイルのファイル名を絶対パスで指定します。 |
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Symfoware Serverが使用する共用バッファプールを定義したファイルの配置先ディレクトリ名を絶対パスで指定します。 |
RDB構成パラメタファイルの例を以下に示します。
RDBLOG=128,128 RDBASYNCIO=YES RDBASYNCIONUMR=0 RDBASYNCIONUMW=1 RDBREPORTSIZE=10485760 RDBEXTMEM=4224 RDBCNTNUM=192 RDBPRJCODE=0xdb RDBSYSTEMID=2 RDBCORE=/WORK/CORE (*1)(*2)(*3) RDBREPORT=/var/opt/FSUNrdb2b/RDBBTFW/report (*1)(*2) RDBLOGMANAGE=/WORK/tlog/RDBBTFW (*1)(*2)(*4) RDBDIRSPACE1=/var/opt/FSUNrdb2b/RDBBTFW/rdbdir (*1)(*2)(*4) RDBDIRSPACE2=/var/opt/FSUNrdb2b/RDBBTFW/rdbdir (*1)(*2)(*4) RDBSQLENV=/opt/FSUNrdb2b/etc/RDBBTFW.env (*1) RDBSYSBUF=/opt/FSUNrdb2b/etc/RDBBTFW (*1)(*2) |
RDBLOG=128,128 RDBASYNCIO=YES RDBASYNCIONUMR=0 RDBASYNCIONUMW=1 RDBREPORTSIZE=10485760 RDBEXTMEM=4224 RDBCNTNUM=192 RDBPRJCODE=0xdb RDBSYSTEMID=2 RDBCORE=/WORK/CORE (*1)(*2)(*3) RDBREPORT=/var/opt/FJSVrdb2b/RDBBTFW/report (*1)(*2) RDBLOGMANAGE=/WORK/tlog/RDBBTFW (*1)(*2)(*4) RDBDIRSPACE1=/var/opt/FJSVrdb2b/RDBBTFW/rdbdir (*1)(*2)(*4) RDBDIRSPACE2=/var/opt/FJSVrdb2b/RDBBTFW/rdbdir (*1)(*2)(*4) RDBSQLENV=/opt/FJSVrdb2b/etc/RDBBTFW.env (*1) RDBSYSBUF=/opt/FJSVrdb2b/etc/RDBBTFW (*1)(*2) |
*1:指定するパス名は、利用する環境に合わせて変更してください。また、パスのディレクトリには“Symfoware Serverを起動するユーザID”および“RDBコマンドを実行するユーザID”への書込み権が必要です。
*2:ファイルシステム上に存在するディレクトリ名を指定してください。
*3:指定されたディレクトリにRDBシステムが使用するメモリ量と同じ大きさのダンプファイルが出力されますので、十分な空きを用意してください。なお、最大量はマシンに実装されるメモリ量とスワップ域サイズの合計になります。
*4:複数のSymfoware Serverの動作環境が存在する場合は、必ず別のパス名を指定してください。同じものを指定した場合はSymfoware Server環境が破壊されます。
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