Interstage Job Workload Server セットアップガイド |
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第2章 業務構成要素の設計 |
バッチ実行基盤を稼働するために、必要なカーネル資源を確保しておく必要があります。
見積もりが必要なカーネル資源には以下があります。
インストール前の作業で見積もったカーネル資源の値から変更する場合には、再度見直してください。
バッチ実行基盤が稼働するのに必要な共用メモリ資源は以下のとおりです。
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資源制御名
資源の意味
必要な資源量
project.max-shm-memory
共用メモリセグメントの最大サイズ
202652454 + RDBEXTMEM (*)× 1024
project.max-shm-ids
システム全体の共用メモリセグメントの最大数
34
*:RDBEXTMEMの値の説明は、構築するバッチジョブ定義データベース環境として使用するSymfowareによって異なります。
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パラメタ名
パラメタの意味
必要な資源量
kernel.shmmax
共用メモリセグメントの最大サイズ
66394300 + RDBEXTMEM (*)× 1024
kernel.shmmni
システム全体の共用メモリセグメントの最大数
93
*:RDBEXTMEMの値の説明は、構築するバッチジョブ定義データベース環境として使用するSymfowareによって異なります。
上記値には、業務アプリケーションで使用する共用メモリ資源量は含まれません。
したがって、業務アプリケーションで使用する資源量も考慮して見積もりしてください。
バッチ実行基盤が稼働するのに必要なセマフォ資源は以下のとおりです。
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資源制御名
資源の意味
必要な資源量
process.max-sem-nsems
IDごとの最大セマフォ数
512
process.max-sem-ops
一度のセマフォ操作で同時に操作可能なセマフォの個数
50
project.max-sem-ids
セマフォIDの数
959
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パラメタ名(kernel.sem)
パラメタの意味
必要な資源量
para1
IDごとの最大セマフォ数
512
para2
システム全体で利用可能なセマフォの最大数
5707 + RDBCNTNUM (*)
para3
一度のセマフォ操作で同時に操作可能なセマフォの個数
50
para4
セマフォIDの数
3031
*:RDBCNTNUMの値の説明は、構築するバッチジョブ定義データベース環境として使用するSymfowareによって異なります。
上記値には、業務アプリケーションで使用するセマフォ資源量は含まれません。
したがって、業務アプリケーションで使用する資源量も考慮して見積もりしてください。
バッチ実行基盤が稼働するのに必要なメッセージキュー資源は以下のとおりです。
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資源制御名
資源の意味
必要な資源量
process.max-msg-qbytes
メッセージキューの最大バイト数
32768 (*)
project.max-msg-ids
メッセージ待ち行列識別子の数
533 (*)
process.max-msg-messages
システムメッセージのヘッダ数
545
*:Systemwalker Operation Managerを使用する場合には、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”を参照して、Systemwalker Operation Managerの見積もりも行ってください。
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パラメタ名
パラメタの意味
必要な資源量
kernel.msgmax
メッセージの最大サイズ
16384
kernel.msgmnb
メッセージキューの最大バイト数
32768 (*)
kernel.msgmni
メッセージ待ち行列識別子の数
531 (*)
*:Systemwalker Operation Managerを使用する場合には、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”を参照して、Systemwalker Operation Managerの見積もりも行ってください。
上記値には、業務アプリケーションで使用するメッセージキュー資源量は含まれません。
したがって、業務アプリケーションで使用する資源量も考慮して見積もりしてください。
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