Interstage Job Workload Server セットアップガイド
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第1章 環境作成の概要> 1.5 セットアップ資源> 1.5.1 バッチジョブ定義データベース環境のセットアップ資源

1.5.1.1 Symfowareの動作環境

バッチジョブ定義データベース環境として使用するSymfowareの動作環境の資源構成を以下に示します。

カーネル資源とSymfowareの資源の役割を以下に示します。

種類

役割

配置ファイル域

カーネル資源

共用メモリ、セマフォ

Symfowareのプロセスと外部との情報交換に使用します。


Symfowareの資源

RDBディクショナリ

データベースの表の定義情報を保持します。

UNIX系ファイル

RDBディレクトリファイル

データベースの表にアクセスするためのデータ配置情報、運用情報などを保持します。

UNIX系ファイル

データベーススペース

データベースのデータを格納します。

UNIX系ファイル

ログ管理ファイル

テンポラリログファイルやアーカイブログファイルの配置位置などの情報を保持します。

UNIX系ファイル

テンポラリログファイル

ダウンリカバリ、ロールバックに備えたログ情報を保持します。

UNIX系ファイル

RDB構成パラメタファイル

動作環境を規定する各種情報を保持します。

UNIX系ファイル

動作環境ファイル

アプリケーションが実行しているときの動作環境のチューニングに使用します。

UNIX系ファイル

退避ディスク

データベースのデータを退避します。

UNIX系ファイル

作業域

アプリケーションの実行、RDBコマンドの実行時に使用する作業領域です。

UNIX系ファイル


バッチジョブ定義データベース環境では、アーカイブログファイルは使用しません。

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