Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド
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付録A バッチジョブ定義エディタ> A.1 新規にバッチジョブ定義を作成する> A.1.7 ジョブステップ定義の設定

A.1.7.3 バッチアプリケーション定義画面

ジョブステップ定義のバッチアプリケーション定義を設定する方法について、以下に示します。

■バッチアプリケーションの設定

バッチアプリケーション定義は、ジョブステップとして実行するバッチアプリケーションの種別、パラメタ、環境変数を設定します。ジョブステップ定義ダイアログの[バッチアプリケーション定義]タブをクリックすると、バッチアプリケーション定義画面が表示されます。
バッチアプリケーション定義画面はバッチアプリケーションの種別により、以下の画面があります。

 

■COBOL用の画面

バッチアプリケーション定義画面の[バッチアプリケーションの種別]から[COBOL]ボタンを選択すると、COBOL用の[バッチアプリケーション定義]画面に切り替わります。以下に画面イメージと各部品の説明を示します。

◆[サーバアプリケーション名]

アプリケーション情報入力ファイルのtargetタグで設定したバッチアプリケーション名を指定します。アプリケーション情報入力ファイルについては、“アプリケーション情報入力ファイルの作成”を参照してください。

◆[パラメタ]一覧

COBOLのプログラムへ渡すパラメタを設定します。
パラメタの設定は、パラメタの設定ダイアログから行います。

  1. [パラメタ]一覧の[追加]ボタンをクリック、または[パラメタ]一覧に表示されているパラメタを選択して[更新]ボタンをクリックすると、パラメタの設定ダイアログを表示します。

    1. パラメタのデータ型を選択します。データ型によりデータ長およびパラメタ値に設定する値は以下のようになります。

      データ型

      データ長

      パラメタ値

      PIC S9(n) : 外部10進項目(符号付き)

      1〜18

      数値

      PIC 9(n) : 外部10進項目(符号無し)

      1〜18

      数値

      PIC X(n) : 英数字項目

      1〜1,024

      英数字

    2. [データ長]にパラメタのデータ長を設定します。
    3. [パラメタ値]にパラメタの値を設定します。
    4. [OK]ボタンをクリックすると、[パラメタ]一覧に設定したパラメタが反映されます。
  2. [パラメタ]一覧のパラメタ([データ型]、[データ長]、または[パラメタ])を選択して、[上へ]ボタンをクリックすると、選択したパラメタの順番が上に移動されます。[下へ]ボタンをクリックすると、下へ移動されます。
    また、[削除]ボタンをクリックすると、確認ダイアログが表示されます。確認ダイアログから[はい]ボタンをクリックすると選択したパラメタは削除されます。

バッチジョブ定義エディタでは、[パラメタ値]に設定したパラメタの長さと[データ長]に設定した値の比較を行いません。バッチアプリケーションの実行時に“入力パラメタのデータ変換規則”に従って、パラメタを変換します。
パラメタの設定を行った後に、バッチアプリケーションの種別を変更した場合、パラメタの設定内容は削除されます。

◆[環境変数]一覧

COBOLのプログラムが使用する環境変数を設定します。環境変数の設定は、環境変数の設定ダイアログから行います。

  1. [環境変数]一覧の[追加]ボタンをクリック、または[環境変数]一覧に表示されている環境変数を選択して[更新]ボタンをクリックすると、環境変数の設定ダイアログが表示されます。環境変数の設定ダイアログについては“環境変数の設定ダイアログ”を参照してください。
  2. [環境変数]一覧の環境変数を選択して、[削除]ボタンをクリックすると、確認ダイアログが表示されます。確認ダイアログから[はい]ボタンをクリックすると選択した環境変数が削除されます。

[環境変数]一覧のタイトル部([変数]または[値])をクリックすることで、指定した列を基準に一覧がソートされます。


環境変数を設定してから、[バッチアプリケーションの種別]を[資源の獲得・回収のみ]に切り替える場合、設定した環境変数は削除されます。

■ユーティリティ用の画面

バッチアプリケーション定義画面の[バッチアプリケーションの種別]から[ユーティリティ]ボタンを選択すると、ユーティリティ用の[バッチアプリケーション定義]画面に切り替わります。以下に画面イメージと各部品の説明を示します。

◆[実行ファイル名]

ユーティリティとして実行できるファイル名を設定します。


[実行ファイル名]で指定するファイルのパスは、バッチワークユニットのPATH環境変数で指定する必要があります。実行するときに、[実行ファイル名]で指定するファイルのパスを、PATH環境変数で指定していない場合はエラーとなります。また、相対パスでの指定はできません。

◆[パラメタ] 一覧

ユーティリティへ渡すパラメタを設定します。パラメタの設定は、パラメタの設定ダイアログから行います。

  1. [パラメタ]一覧の[追加]ボタンをクリック、または[パラメタ]一覧に表示されているパラメタを選択して[更新]ボタンをクリックすると、パラメタの設定ダイアログが表示されます。

  1. [パラメタ値]にパラメタの値を指定します。
  2. [OK]ボタンをクリックすると、[パラメタ]一覧に設定したパラメタが反映されます。
  3. [パラメタ]一覧のパラメタを選択して、[上へ]ボタンをクリックすると、選択したパラメタの順番が上に移動されます。[下へ]ボタンをクリックすると、下へ移動されます。
    また、[削除]ボタンをクリックすると、確認ダイアログが表示されます。確認ダイアログから[はい]ボタンをクリックすると選択したパラメタは削除されます。

パラメタの設定を行った後に、バッチアプリケーションの種別を変更した場合、パラメタの設定内容は削除されます。

◆[環境変数] 一覧

ユーティリティが使用する環境変数を設定します。環境変数の設定は、環境変数の設定ダイアログから行います。

  1. [環境変数]一覧の[追加]ボタンをクリック、または[環境変数]一覧に表示されている環境変数を選択して[更新]ボタンをクリックすると、環境変数の設定ダイアログが表示されます。環境変数の設定ダイアログについては“環境変数定義画面”を参照してください。
  2. [環境変数]一覧の環境変数を選択して、[削除]ボタンをクリックすると、確認ダイアログが表示されます。確認ダイアログから[はい]ボタンをクリックすると選択した環境変数が削除されます。

[環境変数]一覧のタイトル部([変数]または[値])をクリックすることで、指定した列を基準に一覧がソートされます。


環境変数を設定してから、[バッチアプリケーションの種別]を[資源の獲得・回収のみ]に切り替える場合、設定した環境変数は削除されます。

 

■資源の獲得・回収のみの画面

バッチアプリケーション定義画面の[バッチアプリケーションの種別]から[資源の獲得・回収のみ]ボタンを選択すると、資源の獲得・回収のみ用の[バッチアプリケーション定義]画面に切り替わります。以下に画面イメージを示します。

資源の獲得・回収のみの画面は、設定が必要な情報はありません。


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