Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド
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付録A バッチジョブ定義エディタ> A.1 新規にバッチジョブ定義を作成する> A.1.7 ジョブステップ定義の設定

A.1.7.2 実行条件定義画面

ジョブステップ定義の実行条件定義を設定する方法について、以下に示します。

■実行条件の設定

ジョブステップ定義の実行条件定義ではジョブステップを実行するための条件を設定します。
実行条件に一致しない場合、ジョブステップは実行されません。
ジョブステップ定義ダイアログの[実行条件定義]タブをクリックすると、実行条件定義画面が表示されます。以下に画面イメージと各部品の説明を示します。

◆[実行条件]

ジョブステップの実行条件を設定します。実行条件に一致した場合は、ジョブステップは実行されます。
ただし、実行条件に一致した場合でも、迂回条件に一致した場合はジョブステップは実行されません。
先行ジョブステップが存在しない場合には、実行条件は選択できません。

◆[迂回条件]一覧

迂回条件として、先行ステップ名と条件式を設定します。迂回条件に一致した場合、ジョブステップは実行されません。

◆[追加]ボタン

[追加]ボタンをクリックすると、迂回条件の設定ダイアログが表示されるので、迂回条件を設定します。
先行ジョブステップが存在しない場合には、迂回条件は追加できません。

迂回条件の設定ダイアログ

迂回条件の設定ダイアログの設定手順を以下に示します。

  1. [先行ステップ名]から迂回条件の対象となる先行ステップを設定します。選択できる項目は以下のとおりです。
  2. [先行プロシジャ内のジョブステップ名]に、[先行ステップ名]で設定した先行するプロシジャ呼出しステップから呼び出すプロシジャ内のジョブステップ名を設定します。[先行ステップ名]からプロシジャ呼出しステップを設定した場合だけ入力できます。
  3. [比較パターン]から迂回条件で使用する条件を設定します。比較パターンは以下の項目から設定します。

    比較パターン

    比較値1 = 終了コード

    比較値1 <= 終了コード

    比較値1 <= 終了コード <= 比較値2

    比較値1 < 終了コード

    比較値1 < 終了コード < 比較値2

    比較値1 >= 終了コード

    比較値1 > 終了コード

    比較値1 != 終了コード

  4. [比較値1] に[比較パターン]で設定した比較パターンの比較値1を設定します。
  5. [比較値2]に[比較パターン]で設定した比較パターンの比較値2を設定します。
    [比較値2]は[比較パターン]から[比較値1 <= 終了コード <= 比較値2]、または[比較値1 < 終了コード < 比較値2]のいずれかを選択した場合だけ設定できます。
  6. [OK]ボタンをクリックすると設定した迂回条件が実行条件定義画面の[迂回条件]一覧の最下位に追加されます。

◆[更新]ボタン

[迂回条件]一覧から特定の行を選択し、[更新]ボタンをクリックすると、迂回条件の設定ダイアログが表示されるので、迂回条件を更新します。更新した迂回条件は、[迂回条件]一覧から選択した行に反映されます。

◆[削除]ボタン

[迂回条件]一覧から迂回条件を選択して、[削除]ボタンをクリックすると、確認ダイアログが表示されます。確認ダイアログから[はい]ボタンをクリックすると選択した迂回条件が削除されます。


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