Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド
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第5章 バッチアプリケーションのテスト環境への配備> 5.1 COBOLアプリケーションの配備

5.1.2 COBOL実行基盤インタフェース生成ツールの実行

COBOL実行基盤インタフェース生成ツールは、バッチジョブ定義とバッチアプリケーションを関連付けるファイルを生成するツールです。
COBOL実行基盤インタフェース生成ツールを実行するには、“Interstage Job Workload Server 開発環境パッケージ”をインストールしたWindows(R)上でapfwcblコマンドを実行します。

■COBOL実行基盤インタフェース生成ツールが生成するファイル

COBOL実行基盤インタフェース生成ツールは、バッチジョブ定義から呼び出されるバッチアプリケーションの入口点に対してだけ実行します。したがって、バッチアプリケーションから呼び出されるサブプログラムの入口点に対して、このツールを実行する必要はありません。

COBOL実行基盤インタフェース生成ツールを実行することで、以下のファイルを生成します。

ファイル名

ファイル種別

生成個数

AAAAA_apfwskel.cob
AAAAA_apfwcdr.cob

COBOL実行基盤インタフェース

バッチアプリケーション1個に対し、1個ずつ生成されます。

AAAAA_funcDef.xml

アプリケーションインタフェース定義ファイル

バッチアプリケーション1個に対し、1個ずつ生成されます。

AAAAA_callHandler.xml

アプリケーション呼出し定義ファイル

■COBOL実行基盤インタフェース生成ツールの実行形式について

Interstage Job Workload Serverでは、apfwcblコマンドを以下の形式で実行する必要があります。

◆形式

apfwcbl -x アプリケーション情報入力ファイル名 -o 出力ファイルパス


◆オプション

以下のオプションを指定します。

-x アプリケーション情報入力ファイル名
アプリケーション情報入力ファイルの作成”で作成したアプリケーション情報入力ファイルを絶対パス、または相対パスで指定します。
-o 出力先パス
生成するファイルの出力先のパスを絶対パスで指定します。相対パスでは指定できません。省略した場合は、-xオプションで指定したアプリケーション情報入力ファイルのディレクトリに生成されます。

◆実行例

アプリケーション情報入力ファイル名が“c:\gyoumu\appl_info.xml”、出力先パスが“c:\gyoumu\define_file”の場合の実行例を以下に示します。

c:\>apfwcbl -x c:\gyoumu\appl_info.xml -o c:\gyoumu\define_file


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