Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド
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目次

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2.1.6 バッチアプリケーションの作成と生産物
COBOLアプリケーション(バッチアプリケーション)の作成から、バッチワークユニットに配備する共用ライブラリを作成するまでの、作業と生産物の関係を説明します。
コマンド/シェルスクリプト(バッチアプリケーション)については、バッチ実行基盤の規定はありません。各種言語に対応した開発環境で開発してください。
[COBOLアプリケーション作成時の生産物と作業の関係図]

バッチアプリケーションの開発は、以下の手順で行います。
- ジョブの設計をもとに、以下を作成します。
- バッチアプリケーションのソースプログラム
業務処理を行うプログラムです。
- COBOL登録集
バッチアプリケーションの入力パラメタを記述したファイル、および各種プログラムを制御するファイルです。
- アプリケーション情報入力ファイル
バッチアプリケーション名、ライブラリ名、入口点名(関数名)などをバッチワークユニットに通知するための情報を設定するファイルです。
- 1に記載したものを作成後、“COBOL実行基盤インタフェース生成ツール”で以下を生成します。
- COBOL実行基盤インタフェース
バッチアプリケーションとバッチ実行基盤を関連付けるCOBOLプログラムです。
- アプリケーションインタフェース定義ファイル
バッチアプリケーション名、パラメタ名、型などのインタフェース情報をバッチワークユニットに通知するための情報ファイルです。
- アプリケーション呼出し定義ファイル
バッチアプリケーション名、ライブラリ名、入口点名などをバッチワークユニットに通知するための情報ファイルです。
- 以下をコンパイル/リンクし、バッチワークユニットに配備するライブラリを作成します。
- バッチアプリケーションのソースプログラム
- COBOL実行基盤インタフェース
- COBOL登録集
- 以下をバッチワークユニットに配備します。
- 3で作成したライブラリ
- アプリケーションインタフェース定義ファイル
- アプリケーション呼出し定義ファイル
- 以下については、“バッチアプリケーションのテスト環境への配備”を参照してください。
- COBOL登録集
- アプリケーション情報入力ファイル
- COBOL実行基盤インタフェース生成ツール
- COBOL実行基盤インタフェース
- アプリケーションインタフェース定義ファイル
- アプリケーション呼出し定義ファイル
- ライブラリの配備については、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“COBOLのバッチアプリケーションの配備”を参照してください。
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