Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド |
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第2章 ジョブの設計 | > 2.1 設計に必要な知識 | > 2.1.5 バッチアプリケーションのライブラリの構成 |
COBOLアプリケーションのライブラリは、ライブラリの構造や作成方法によって、プレロード/ダイナミックロードの属性に特性があります。
バッチアプリケーションのライブラリの構成によって、プレロード/ダイナミックロードの以下の長所/短所があります。バッチアプリケーションのライブラリ構成を設計するうえで、考慮してください。
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プレロード |
ダイナミックロード |
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nバッチアプリケーション/1ライブラリの構成 |
長所 |
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− |
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短所 |
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1バッチアプリケーション/1ライブラリの構成 |
長所 |
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短所 |
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− |
バッチ実行基盤では、プレロード/ダイナミックロードのライブラリが存在するディレクトリを環境変数LD_LIBRARY_PATHに設定します。このため、COBOLアプリケーションは、プレロードのライブラリ、およびダイナミックロードのライブラリに存在するバッチワークユニット内共用ライブラリを、動的プログラム構造、または動的リンク構造で呼び出すことができます。
同名のライブラリが、ダイナミックロードとプレロードに存在する場合、COBOLアプリケーションからダイナミックロードのライブラリを呼び出せません。
動的プログラム構造、および動的リンク構造については、NetCOBOLのマニュアルを参照してください。
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