Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド |
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第2章 ジョブの設計 | > 2.1 設計に必要な知識 | > 2.1.2 バッチジョブ定義 | > 2.1.2.2 ジョブステップ定義 |
ジョブステップの実行条件定義として以下を設定します。
先行ジョブステップの終了状態によって、ジョブステップを実行するか設定します。実行条件として以下の設定ができます。
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- 先行ジョブステップが、キャンセル処理による中断、またはジョブの実行経過時間制限値を超過した場合は、ジョブステップを実行しません。
- ジョブ定義、またはプロシジャ定義の先頭ジョブステップでは、先行ジョブステップが存在しないため、実行条件を設定できません。
先行ジョブステップの終了状態によってジョブステップを迂回するか設定します。迂回条件は、先行ジョブステップの終了コードに対する複数個の条件を設定できます。個々の迂回条件は OR 条件として判断します。
ジョブステップの実行条件とジョブステップの迂回条件を設定した場合、ジョブステップの迂回条件に一致したときは、ジョブステップを実行しません。ジョブステップの実行条件は、一致していても無効となります。
- ジョブステップが実行するまでの処理の流れを以下に示します。
- 実行条件と迂回条件の設定とジョブステップが実行する関係を以下に示します。
先行ジョブステップの終了状態
実行条件の設定
迂回条件の設定あり
迂回条件の設定なし
一致
不一致
すべて正常終了
先行ジョブステップがすべて正常終了した場合のみ実行する
×
○
○
先行ジョブステップが1つでも異常終了した場合のみ実行する
×
×
×
先行ジョブステップの終了状態にかかわらず実行する
×
○
○
1つ以上が異常終了
先行ジョブステップがすべて正常終了した場合のみ実行する
×
×
×
先行ジョブステップが1つでも異常終了した場合のみ実行する
×
○
○
先行ジョブステップの終了状態にかかわらず実行する
×
○
○
○:実行する ×:実行しない
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