Interstage Data Effector ユーザーズガイド |
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付録E メモリ見積り式 |
連結機能のメモリ見積り式について、説明します。
32ビット用Data Effector場合
25 × 1,024 × 1,024 + MK × ( α × 2 × N × [(A - logN)] × 72 ) + MO × ( N × ( B × β + 28 ) ) + JK × ( C × β )
64ビット用Data Effectorの場合
25 × 1,024 × 1,024 + MK × ( α × 2 × N × [(A - logN)] × 144 ) + MO × ( N × ( B × β + 48 ) ) + JK × ( C × β )
[(A - logN)]の計算結果が1以下の場合は、1としてください。
変数
意味
単位
N
全入力マスタファイルのレコード数
件数
A
連結条件に指定した入力マスタファイル側のK略称の示すデータの平均長
バイト
B
出力項目に指定した入力マスタファイル側のK略称の示すデータの平均長
バイト
C
出力項目に指定した入力ジャーナルファイル側のK略称の示すデータの平均長
バイト
α
連結キーの係数 (注1)
0 < α < 1
β
データの繰返し数(平均) (注2)
β ≧ 1
MK
連結条件に指定した入力マスタファイル側のK略称数
個
MO
出力項目に指定した入力マスタファイル側のK略称数
個
JK
出力項目に指定した入力ジャーナルファイル側のK略称数
個
入力マスタファイルの連結条件に指定したK略称の示すデータの内容に依存します。
- キーの後半に値の変化が多い場合:0.4
例:(000001、000002、000012、000125など)
- キーの前半に値の変化が多い場合:0.6
例:(100-001、210-001、321-001など)
- キーの全体に値の変化が多い場合:0.8
例:(123456、234512、912384など)
以下の場合、データの繰返し数の平均を指定します。
- 入力ジャーナルファイル側で指定したデータと照合するデータが入力マスタファイル側に複数存在する場合
- 出力単位ノードを指定した場合
連結機能のメモリ見積り例を以下に示します。
変動要因が以下の条件の場合
変数
意味
数値例
N
全入力マスタファイルのレコード数
100,000件
A
連結条件に指定した入力マスタファイル側のK略称の示すデータの平均長
16バイト
B
出力項目に指定した入力マスタファイル側のK略称の示すデータの平均長
32バイト
C
出力項目に指定した入力ジャーナルファイル側のK略称の示すデータの平均長
32バイト
α
連結キーの係数
0.6
β
データの繰返し数(平均)
1
MK
連結条件に指定した入力マスタファイル側のK略称数
2個
MO
出力項目に指定した入力マスタファイル側のK略称数
8個
JK
出力項目に指定した入力ジャーナルファイル側のK略称数
16個
32ビット用Data Effectorの場合
25 × 1,024 × 1,024 + 2 × ( 0.6 × 2 × 100,000 × [(16 - log(100,000))] × 72 ) + 8 × ( 100,000 × ( 32 × 1 + 28 ) ) + 16 × ( 32 × 1 ) = 264,294,912 バイト (約252メガバイト)
64ビット用Data Effectorの場合
25 × 1,024 × 1,024 + 2 × ( 0.6 × 2 × 100,000 × [(16 - log(100,000))] × 144 ) + 8 × ( 100,000 × ( 32 × 1 + 48 ) ) + 16 × ( 32 × 1 ) = 470,374,912 バイト (約449メガバイト)
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