Interstage Data Effector ユーザーズガイド |
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付録E メモリ見積り式 |
抽出機能のメモリ見積り式について、説明します。
30 × 1,024 × 1,024 + K × ( 32 × 1,024 × 1,024 ) + 2 × ( L + 2 × 1,024 × 1,024 ) + α
変数
意味
単位
K
抽出条件の数(注1)
個
L
1レコードの最大長
バイト
α
部分文字、文字範囲、数値範囲の検索 (注2)
バイト
Kで指定する抽出条件数は、以下の値です。
- コマンド利用時:shunselectコマンドの検索定義ファイルに指定した抽出条件の数です。
- C API利用時:AsisAddQuerySelect関数の呼出し回数です。
ただし、抽出条件数が8を超える場合は8としてください。部分文字指定、文字範囲指定または数値範囲指定の検索を実行する場合には、以下の計算で算出します。
部分文字の数、文字の範囲または数値の範囲×キーワードの文字数×1キロバイト部分文字指定、文字範囲指定および数値範囲指定を組み合わせて検索を実行する場合には、以下の計算で算出します。
部分文字の数×文字の範囲×数値の範囲×キーワードの文字数×1キロバイト
- 「部分文字の数」には、“|”で区切られた部分の個数を指定します。
例えば、“高(田|山|見沢)太郎”という検索キーワードを指定した場合、部分文字の数は3となります。
- 「文字の範囲」には、“-”で区切ったASCII文字の文字コード値の範囲を指定します。
例えば、“class[A-C]”という検索キーワードを指定した場合、その範囲は0x41(A)、0x42(B)、0x43(C)となるため、文字範囲は3となります。
- 「数値の範囲」には、“,”で区切った数値1と数値2の範囲を指定します。
例えば、“アルコール[9,11]%”という検索キーワードを指定した場合、その範囲は9、10、11となるため、数値範囲は3となります。
抽出機能のメモリ見積り例を以下に示します。
変動要因が以下の条件の場合
変数
意味
数値例
K
抽出条件の数
5個
L
1レコードの最大長
2,048バイト
α
部分文字、文字範囲、数値範囲の検索
指定なし
30 × 1,024 × 1,024 + 5 × ( 32 × 1,024 × 1,024 ) + 2 × ( 2,048 + 2 × 1,024 × 1,024 ) = 203,427,840 バイト (約194メガバイト)
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