ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書 13.2 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX-
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第8章 テープへファイル単位バックアップ運用をする場合

8.3 ファイル単位バックアップエージェントのアンインストール

ファイル単位バックアップエージェントのアンインストールについて説明します。

ファイル単位バックアップエージェントがインストールされている、各プラットフォーム(Windows版/Solaris版/Linux版/HP-UX版/AIX版)の手順に従って、アンインストールを行ってください。

■Windows版

  1. Administrator権限を持つユーザーでログオンします。

  2. 動作中のバックアップ処理を確認します。

    本サーバからテープサーバに対して、ファイル単位バックアップの処理要求がされていないことを確認してください。

  3. ファイル単位バックアップエージェントオプションファイルを退避します(再利用される場合のみ)。

    インストール先がデフォルトディレクトリ(C:\Program Files\Tivoli\TSM)の場合、「C:\Program Files\Tivoli\TSM\baclient\dsm.opt」を退避します。

  4. ファイル単位バックアップエージェントを削除します。

    [コントロールパネル]から[プログラムの追加と削除](Windows 2000の場合は[アプリケーションの追加と削除])のアイコンをダブルクリックします。
    表示された項目から、「IBM Tivoli Storage Manager Client」、「IBM Tivoli Storage Manager Client - Japanese」を削除します。

  5. アンインストールが完了すると、[プログラムの追加と削除]画面から削除したプログラムが削除されます。

■Solaris版

  1. root権限を持つユーザーでログインします。

  2. 動作中のバックアップ処理を確認します。

    本サーバからテープサーバに対して、ファイル単位バックアップの処理要求がされていないことを確認してください。

  3. ファイル単位バックアップエージェントオプションファイルを退避します(再利用される場合のみ)。

    ファイル単位バックアップエージェントオプションディレクトリ(/opt/tivoli/tsm/client/ba/bin)に存在するファイル(「dsm.sys」、「dsm.opt」)を退避します。

  4. ファイル単位バックアップエージェントを削除します。

    1. TSMクライアント言語パッケージの削除

      # pkgrm TIVsmClJa

    2. TSMクライアントパッケージの削除

      # pkgrm TIVsmCba

    3. TSM APIクライアントパッケージの削除

      # pkgrm TIVsmCapi

    　

  5. アンインストールが完了すると、以下のメッセージが出力されます。

    <パッケージ名> の削除に成功しました。

■Linux版

  1. root権限を持つユーザーでログインします。

  2. 動作中のバックアップ処理を確認します。

    本サーバからテープサーバに対して、ファイル単位バックアップの処理要求がされていないことを確認してください。

  3. ファイル単位バックアップエージェントオプションファイルを退避します(再利用される場合のみ)。

    ファイル単位バックアップエージェントオプションディレクトリ(/opt/tivoli/tsm/client/ba/bin)に存在するファイル(「dsm.sys」、「dsm.opt」)を退避します。

  4. ファイル単位バックアップエージェントを、以下の手順で削除します。

    【システム環境がv3 for x86 または v4 for x86の場合】

    1. TSMクライアントパッケージの削除

      # rpm -e TIVsm-BA

    2. TSMクライアント言語パッケージの削除

      # rpm -e TIVsm-msg.ja_JP

    3. TSM APIクライアントパッケージの削除

      # rpm -e TIVsm-API

    【システム環境がv4 for EM64Tの場合】

    1. TSMクライアントパッケージの削除

      # rpm -e TIVsm-BA

    2. TSMクライアント言語パッケージの削除

      # rpm -e TIVsm-msg.ja_JP

    3. TSMAPIクライアントパッケージ(x64システム用)の削除

      # rpm -e TIVsm-API64

    4. TSMAPIクライアントパッケージの削除

      # rpm -e TIVsm-API

    　

  5. TSMクライアントパッケージのアンインストールが完了すると、以下のメッセージが出力されます。

    Uninstall of the Backup Archive client complete

■HP-UX版

  1. root権限を持つユーザーでログインします。

  2. 動作中のバックアップ処理を確認します。

    本サーバからテープサーバに対して、ファイル単位バックアップの処理要求がされていないことを確認してください。

  3. ファイル単位バックアップエージェントオプションファイルを退避します(再利用される場合のみ)。

    ファイル単位バックアップエージェントオプションディレクトリ(/opt/tivoli/tsm/client/ba/bin)に存在するファイル(「dsm.sys」、「dsm.opt」)を退避します。

  4. ファイル単位バックアップエージェントを、以下の手順で削除します。

    1. TSMクライアントパッケージの削除

      # /usr/sbin/swremove -x mount_all_filesystems=false -v TIVsm.CLIENT<Enter>

    2. TSMクライアント言語パッケージの削除

      # /usr/sbin/swremove -x mount_all_filesystems=false -v TIVsm.CLIENT_msg_ja_JP<Enter>

    3. TSM APIクライアントパッケージの削除

      # /usr/sbin/swremove -x mount_all_filesystems=false -v TIVsm.CLIENT_API TIVsm.CLIENT_DOC<Enter>

    　

  5. アンインストールが完了すると、以下のメッセージが出力されます。

    * Execution succeeded

■AIX版

  1. root権限を持つユーザーでログインします。

  2. 動作中のバックアップ処理を確認します。

    本サーバからテープサーバに対して、ファイル単位バックアップの処理要求がされていないことを確認してください。

  3. ファイル単位バックアップエージェントオプションファイルを退避します(再利用される場合のみ)。

    ファイル単位バックアップエージェントオプションディレクトリ(/usr/tivoli/tsm/client/ba/bin)に存在するファイル(「dsm.sys」、「dsm.opt」)を退避します。

  4. ファイル単位バックアップエージェントを削除します。

    smitty installコマンドを使用して、アンインストールします。

    # smitty install<Enter>

    　

    smitty installコマンド実行後、以下の手順でアンインストールを実行してください。

    1. [ソフトウェアのインストールおよび保守]画面から、[ソフトウェアの保守およびユーティリティー]を選択します。

    2. [ソフトウェアの保守およびユーティリティー]画面から、[インストールされたソフトウェアの除去]を選択します。

    3. [インストールされたソフトウェアの除去]画面に、ソフトウェア名を指定します。

    注) ソフトウェア名は、以下の順序でパッケージを指定します。

  5. アンインストールが完了すると、以下のメッセージが出力されます。

    Unconfiguration tasks for パッケージの機能名 completed.
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