ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書 13.2 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX- |
目次
索引
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第8章 テープへファイル単位バックアップ運用をする場合 |
ファイル単位バックアップには、バックアップ対象データが存在するStorageサーバに、ファイル単位バックアップエージェントをインストールする必要があります。
バックアップ対象データがテープサーバに存在する場合、ファイル単位バックアップエージェントは、テープサーバに自動的にインストールされるため、ファイル単位バックアップエージェントのインストールは必要ありません。
ファイル単位バックアップエージェントのインストールに必要なパッケージ、およびインストール手順については、ファイル単位バックアップエージェントをインストールする各プラットフォーム(Windows版/Solaris版/Linux版/HP-UX版/AIX版)の手順に従ってインストールを行ってください。
ファイル単位バックアップエージェントをインストールするStorageサーバには、以下の条件が必要です。
バックアップ対象データに対して、参照または更新可能な権限があること。
バックアップ対象データが存在するディスクが、マウントされていること。
バックアップの指示を受けるテープサーバと、ネットワーク経由の通信が可能であること。
Windowsサーバへ、ファイル単位バックアップエージェントをインストールする場合に必要なパッケージを以下に示します。
インストール |
パッケージ名 |
備考 |
---|---|---|
1 |
TSM Backup-archive Client - x32 |
TSMバックアップ/アーカイブクライアントパッケージです。 システム種(32bit or 64bit)に応じて、左記パッケージから選択します。 |
TSM Backup-archive Client - x64 |
||
2 |
TSM 言語パック - x32 |
TSMクライアント言語パッケージです。 システム種(32bit or 64bit)に応じて、左記パッケージから選択し、TSMクライアント日本語パッケージをインストールします。 |
TSM 言語パック - x64 |
以下にファイル単位バックアップエージェントのインストール手順を示します。
Windowsサーバにログインします。
Windowsサーバに、Administrator権限を持つユーザーでログインします。
CD-ROMをマウントします。
Windowsサーバに、CD-ROM(ファイル単位バックアップエージェントプログラム)をセットします。
パッケージをインストールします。
表示されるTSMクライアント・インストール・ウィザードの説明に従って、上記の表から必要なパッケージを選択し、インストールしてください。
なお、TSMバックアップ/アーカイブクライアントをインストールする場合、カスタムインストールを選択し、すべてのTSMクライアントプログラムをインストールしてください。
インストールが完了すると、以下のメッセージが出力されます。
Solarisサーバへ、ファイル単位バックアップエージェントをインストールする場合に必要なパッケージを以下に示します。
インストール |
パッケージ名 |
備考 |
---|---|---|
1 |
TIVsmCapi.pkg |
TSM APIクライアントです。 |
2 |
TIVsmCba.pkg |
TSM バックアップ/アーカイブ クライアントです。 |
3 |
TIVsmClJa.pkg |
TSMクライアント日本語パッケージです。 TSM クライアント日本語パッケージをインストールします。 |
以下にファイル単位バックアップエージェントのインストール手順を示します。
Solarisサーバにログインします。
Solarisサーバに、root権限を持つユーザーでログインします。
CD-ROMをマウントします。
Solarisサーバに、CD-ROM(ファイル単位バックアップエージェントプログラム)をセットします。CD-ROMのマウント方法については、「インストール」を参照してください。
パッケージ格納先ディレクトリへ移動します。
パッケージが格納されているCD-ROM内のディレクトリへ移動します。
# cd /CD-ROMマウントポイント/tsmcli/solaris<Enter> |
パッケージをインストールします。
pkgaddコマンドを使用し、上記の表に記載されている順序どおりにインストールしてください。
例) TSM APIクライアントパッケージ(TIVsmCapi.pkg)をインストールします。
# pkgadd -d TIVsmCapi.pkg<Enter> |
インストールが完了すると、以下のメッセージが出力されます。
<パッケージ名> のインストールに成功しました。 |
Linuxサーバへ、ファイル単位バックアップエージェントをインストールする場合に必要なパッケージを以下に示します。
インストール |
パッケージ名 |
備考 |
---|---|---|
1 |
TIVsm-API.i386.rpm |
TSM APIクライアントです。 【システム環境がv3 for x86, v4 for x86の場合】 【システム環境がv4 for EM64Tの場合】 |
TIVsm-API64.i386.rpm |
||
2 |
TIVsm-BA.i386.rpm |
TSM バックアップ/アーカイブ クライアントです。 |
3 |
TIVsm-msg.ja_JP.i386.rpm |
TSMクライアント日本語パッケージです。 TSM クライアント日本語パッケージをインストールします。 |
以下にファイル単位バックアップエージェントのインストール手順を示します。
Linuxサーバにログインします。
Linuxサーバに、root権限を持つユーザーでログインします。
CD-ROMをマウントします。
Linuxサーバに、CD-ROM(ファイル単位バックアップエージェントプログラム)をセットします。CD-ROMのマウント方法については、「インストール」を参照してください。
パッケージ格納先ディレクトリへ移動します。
パッケージが格納されているCD-ROM内のディレクトリへ移動します。
# cd /CD-ROMマウントポイント/tsmcli/Linux86<Enter> |
パッケージをインストールします。
rpmコマンドを使用し、以下の手順でインストールしてください。
【システム環境がv3 for x86 または v4 for x86の場合】
TSM APIクライアントパッケージのインストール
# rpm -ivh TIVsm-API.i386.rpm<Enter> |
TSM バックアップ/アーカイブ クライアントのインストール
# rpm -ihv TIVsm-BA.i386.rpm<Enter> |
TSM クライアント言語パッケージのインストール
# rpm -ihv TIVsm-msg.ja_JP.i386.rpm<Enter> |
【システム環境がv4 for EM64Tの場合】
TSM APIクライアントパッケージのインストール
# rpm -ihv TIVsm-API.i386.rpm<Enter> |
x64システム用のパッケージが格納されているCD-ROM内のディレクトリへ移動
# cd /CD-ROMマウントポイント/tsmcli/Linux64<Enter> |
TSM APIクライアントパッケージ(x64システム用)のインストール
# rpm -ihv TIVsm-API64.i386.rpm<Enter> |
TSM バックアップ/アーカイブ クライアントのインストール
# rpm -ihv TIVsm-BA.i386.rpm<Enter> |
TSM クライアント言語パッケージのインストール
# rpm -ihv TIVsm-msg.ja_JP.i386.rpm<Enter> |
インストールが完了すると、以下のメッセージが出力されます。
パッケージの機能名 installation complete. |
HP-UXサーバへ、ファイル単位バックアップエージェントをインストールする場合に必要なパッケージを以下に示します。
インストール |
パッケージ名 |
備考 |
---|---|---|
1 |
TIVsmCapi |
TSM APIクライアントです。 システム種(32bit or 64bit)に応じて、左記パッケージから選択します。 |
TIVsmCapi64 |
||
2 |
TIVsmC |
TSM バックアップ/アーカイブ クライアントです。 |
3 |
TIVsmC.msg.ja_JP |
TSMクライアント日本語パッケージです。 TSM クライアント日本語パッケージをインストールします。 |
以下にファイル単位バックアップエージェントのインストール手順を示します。
HP-UXサーバにログインします。
HP-UXサーバに、root権限を持つユーザーでログインします。
CD-ROMをマウントします。
HP-UXサーバに、CD-ROM(ファイル単位バックアップエージェントプログラム)をセットします。CD-ROMのマウント方法については、「インストール」を参照してください。
パッケージ格納先ディレクトリへ移動します。
パッケージが格納されているCD-ROM内のディレクトリへ移動します。
【システム環境がHP-UX 11i v2(PA-RISC)の場合】
# cd /CD-ROMマウントポイント/tsmcli/hp11<Enter> |
【システム環境がHP-UX 11i v2(Itanium 2)の場合】
# cd /CD-ROMマウントポイント/tsmcli/hp11ia64<Enter> |
パッケージをインストールします。
swinstallコマンドを使用し、以下の手順でインストールしてください。
【システム環境がHP-UX 11i v2(PA-RISC)の場合】
TSM バックアップ/アーカイブ クライアントのインストール
# /usr/sbin/swinstall -x mount_all_filesystems=false -v -s /CD-ROMマウントポイント/tsmcli/hp11/TIVsmC TIVsm<Enter> |
TSM クライアント言語パッケージのインストール
# /usr/sbin/swinstall -x mount_all_filesystems=false -v -s /CD-ROMマウントポイント/tsmcli/hp11/TIVsmC.msg.ja_JP TIVsm<Enter> |
【システム環境がHP-UX 11i v2(Itanium 2)の場合】
TSM バックアップ/アーカイブ クライアントのインストール
# /usr/sbin/swinstall -x mount_all_filesystems=false -v -s /CD-ROMマウントポイント/tsmcli/hp11ia64/TIVsmC TIVsm<Enter> |
TSM クライアント言語パッケージのインストール
# /usr/sbin/swinstall -x mount_all_filesystems=false -v -s /CD-ROMマウントポイント/tsmcli/hp11ia64/TIVsmC.msg.ja_JP TIVsm<Enter> |
インストールが完了すると、以下のメッセージが出力されます。
* Execution succeeded |
AIXサーバへ、ファイル単位バックアップエージェントをインストールする場合に必要なパッケージを以下に示します。
インストール |
パッケージ名 |
備考 |
---|---|---|
1 |
tivoli.tsm.client.api.32bit |
TSM APIクライアントです。 |
2 |
tivoli.tsm.client.ba |
TSM バックアップ/アーカイブ クライアントです。 |
3 |
tivoli.tsm.client.msg.ja_JP |
TSMクライアント日本語パッケージです。(注) TSM クライアント日本語パッケージをインストールします。 |
注) TSMクライアント日本語パッケージには、以下の3種類のパッケージがあるため、上記の表の日本語パッケージを選択するようにしてください。
tivoli.tsm.client.msg.ja_JP
tivoli.tsm.client.msg.Ja_JP
tivoli.tsm.client.msg.JA_JP
以下にファイル単位バックアップエージェントのインストール手順を示します。
AIXサーバにログインします。
AIXサーバに、root権限を持つユーザーでログインします。
CD-ROMをマウントします。
AIXサーバに、CD-ROM(ファイル単位バックアップエージェントプログラム)をセットします。CD-ROMのマウント方法については、「インストール」を参照してください。
パッケージをインストールします。
smitty installコマンドを使用して、インストールします。
# smitty install<Enter> |
smitty installコマンド実行後、以下の手順でインストールを行ってください。
[ソフトウェアのインストールと更新(Install and Update Software)]を選択します。
[使用できるソフトウェアすべてのインストールと更新(Install and Update From ALL Available Software)]を選択します。
[ソフトウェアの装置/ディレクトリーを入力してください(INPUT device/directory for software)]プロンプトでF4キーを押します。
→ [/CD-ROMマウントポイント/usr/sys/inst.images]ディレクトリを選択します。
[インストールするソフトウェア(SOFTWARE to install)]プロンプトでF4を押します。
→ 上記の表から、必要なパッケージを選択してインストールします。
インストールが完了すると、以下のメッセージが出力されます。
Configuration tasks パッケージの機能名 completed. |
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