ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書 13.2 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX-
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第7章 テープサーバのカスタマイズ> 7.9 TSMの設定(デーモンの自動起動設定後に行う設定)

7.9.4 テープライブラリの設定

TSMでテープライブラリ装置の設定を行います。

7.9.4.1 テープサーバ間でテープライブラリを共有しない場合

テープサーバ間でテープライブラリ装置を共有しない場合(テープサーバが1台の場合を含む)の設定手順は以下のとおりです。

  1. テープライブラリ(コントローラ)の設定を行います(define library)。

  2. テープライブラリパスの設定を行います(define path)。

  3. ドライブの設定を行います(define drive)。

  4. ドライブのパスの設定を行います(define path)。

  5. それぞれのテープサーバで手順1から手順4を行います。

テープライブラリ装置の種別によって定義の方法が異なります。
詳細については、『ETERNUS SF TSM ETERNUS LTライブラリ運用手引書』を参照してください。LT220/LT230/LT270を使用する場合は、上記と併せて「テープライブラリ(LT220/LT230/LT270)の設定」を参照してください。

本手順で設定するドライブは、SAN用ドライブのみ設定してください。NAS用ドライブの設定は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編』の「テープサーバでの設定」を参照してください。

7.9.4.2 テープサーバ間でテープライブラリを共有する場合

テープサーバ間でテープライブラリ装置を共有する場合の設定手順は、以下のとおりです。

  1. ライブラリマネージサーバでの設定

    1. 共用するテープライブラリ(コントローラ)の設定を行います(define library)。

    2. ライブラリマネージサーバのためのテープライブラリパスの設定を行います(define path)。

    3. ドライブの設定を行います(define drive)。

    4. ドライブのパスの定義を行います(define path)。

  2. ライブラリクライアントサーバでの設定

    1. 共用するテープライブラリ(コントローラ)の設定を行います(define library)。

  3. ライブラリマネージサーバでの設定

    1. ライブラリクライアントサーバのためのテープライブラリパスの設定を行います(define path)。

テープライブラリ装置の種別によって定義の方法が異なります。
詳細については、『ETERNUS SF TSM ETERNUS LTライブラリ運用手引書』を参照してください。LT220/LT230/LT270を使用する場合は、上記と併せて「テープライブラリ(LT220/LT230/LT270)の設定」を参照してください。

本手順で設定するドライブは、SAN用ドライブのみ設定してください。NAS用ドライブの設定は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編』の「テープサーバでの設定」を参照してください。

7.9.4.3 NASバックアップ用環境について

NASバックアップを実施する場合の環境について以下に示します。

[図:LT160/LT270 テープライブラリ装置の場合]

[図:LT130 テープライブラリ装置の場合]

注) FC接続タイプのみNASバックアップ可能。


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