ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.2 -Linux-
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第11章 運用上の注意事項> 11.1 バックアップ運用/レプリケーション運用の注意事項

11.1.6 SDXオブジェクト運用の注意(レプリケーション管理)

SDXオブジェクトのレプリケーション運用では、以下の注意点があります。

■複製ボリューム情報設定(swsrpsetvol)

SDXオブジェクトを論理ボリューム単位で運用する場合、以下の注意点があります。

SDXオブジェクトのレプリケーション運用を行う場合、以下の条件に該当する場合は、複製ボリューム情報の設定ができません。

■複製ボリューム情報削除(swsrpdelvol)

SDXオブジェクトを論理ボリューム単位で運用する場合、以下の注意点があります。

複製元/複製先ボリュームが結合状態、もしくは、分離状態でコピーセッションが存在しているときは、複製ボリューム情報を削除できません。

■複製開始コマンド(swsrpstartsync)

SDXオブジェクトを論理ボリューム単位で運用する場合、以下の注意点があります。

SDXオブジェクトのレプリケーション運用を行う場合、以下の条件に該当する場合は、複製開始コマンドを実行することができません。

SDXオブジェクトのレプリケーション運用を行う場合、sdxproxyコマンドを直接使用してレプリケーション機能に登録されているSDXオブジェクトの状態変更操作を行わないでください。レプリケーション機能の管理情報と実際のオブジェクト状態が不整合な状態になる可能性があります。sdxproxyコマンドを直接使用して不整合な状態になった場合は、複製解除コマンド(swsrpcancel)を使用して複製運用の解除を行ってください。

SDXオブジェクトをスライス単位で運用する場合、以下の注意点があります。

SDXオブジェクトのレプリケーション運用を行う場合、以下の点に注意してください。

次のような場合は複製を開始できません。

■複製作成コマンド(swsrpmake)

SDXオブジェクトを論理ボリューム単位で運用する場合、以下の注意点があります。

SDXオブジェクトのレプリケーション運用を行う場合、以下の条件に該当する場合は、複製作成を実行することができません。

SDXオブジェクトのレプリケーション運用を行う場合、sdxproxyコマンドを直接使用してレプリケーション機能に登録されているSDXオブジェクトの状態変更操作を行わないでください。レプリケーション機能の管理情報と実際のオブジェクト状態が不整合な状態になる可能性があります。万一、不整合な状態に陥ってしまった場合は、複製解除コマンド(swsrpcancel)を使って複製運用の解除を行ってください。

SDXオブジェクトをスライス単位で運用する場合、以下の注意点があります。

次のような場合は複製を作成できません。

次のような場合、複写元ボリュームの前処理は行われません。

■複製解除コマンド(swsrpcancel)

SDXオブジェクトを論理ボリューム単位で運用する場合、以下の注意点があります。

SDXオブジェクトのレプリケーション運用を行う場合、以下の条件に該当する場合は、複製解除を実行することができません。

SDXオブジェクトのレプリケーション運用時、以下のタイミングで複製解除を行うと複写先ボリュームがデータ不当状態(INVALID)になります。

ボリュームのデータ不当状態は、同期処理やスナップショット処理を再度行えば停止状態(STOP)になり自動的に解消されます。

それ以外の方法で復旧したい場合は、『PRIMECLUSTER(TM) Global Disk Services 説明書 (Linux版)』の「F.1.3 ボリューム状態に関する異常」を参照して対処を行ってください。

SDXオブジェクトをスライス単位で運用する場合、以下の注意点があります。

次のような場合は、等価性維持状態の同期処理を停止できません。


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