PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 導入運用手引書 4.1 - for Linux -
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第4章 コマンド

4.6 clorainfo - 設定情報や監視状態の表示

実行ユーザ

スーパーユーザ

形式

/opt/FJSVclora/bin/clorainfo { -c [ RMSconfiguration ] | -e | -m [ ResourceName ] | -v }

機能説明

本コマンドは、Wizard for Oracle の設定情報や状態を表示します。

パラメタ

-c [ RMSconfiguration ]
指定された RMS 構成定義に含まれる Wizard for Oracle リソースの設定情報を表示します。RMSconfiguration には、RMS 構成定義名を指定します。
RMSconfiguration を省略した場合、現在有効となっている RMS 構成定義に含まれる Wizard for Oracle リソースの設定情報を表示します。

-e
ローカルノードに設定されたカーネルパラメタ値や、ローカルノード上の Oracle 環境の設定情報を表示します。

-m [ ResourceName ]
ローカルノード上の Wizard for Oracle リソースの現在の監視状態(監視が行われているかどうか)を表示します。(enable:監視有効状態、disable:監視無効状態)
ResourceName を指定した場合、指定されたリソースの監視状態を確認し、次の復帰値を返します。
0:RMS稼動中で、かつ監視有効状態
2:RMS稼動中で、かつ監視無効状態
10:RMS停止中で、かつ監視有効状態
12:RMS停止中で、かつ監視無効状態
ResourceName に指定する Wizard for Oracleリソース名は、ローカルノード上に存在するものでなければなりません。
ResourceName を省略した場合、ローカルノード上の全 Wizard for Oracle の全リソースの監視状態を表示します。

-v
ローカルノードにインストールされている Wizard for Oracle のパッケージ情報を表示します。

終了ステータス

0 : 正常終了、または RMS 稼動中で、かつ監視有効状態("-m ResourceName" 指定時)
2 : RMS稼動中で、かつ監視無効状態("-m ResourceName" 指定時)
10 : RMS停止中で、かつ監視有効状態("-m ResourceName" 指定時)
12 : RMS停止中で、かつ監視無効状態("-m ResourceName" 指定時)
上記以外 : 異常終了


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