ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書 13.2 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX-
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第3章 バックアップ管理の操作> 3.2 バックアップ管理画面

3.2.4 バックアップ履歴一覧画面

業務ボリュームのバックアップ履歴一覧を世代別に表示します。

本画面は、ツリー画面上で表示したいStorageサーバの[業務ボリューム]を選択すると表示されます。

業務ボリュームは、大きく分けて通常業務ボリュームとSymfowareのデータベーススペースに分けられます。そのため、表示項目も通常業務ボリュームとSymfowareのデータベーススペースで異なります。

本画面の表示項目は、AdvancedCopy Managerのコマンドの履歴情報表示コマンド(swsthistdisp)の表示項目に相当します。コマンドの詳細については、各OSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「バックアップ管理のコマンド」を参照してください。

■通常業務ボリュームのバックアップ履歴一覧画面

■業務ボリューム(Symfoware)のバックアップ履歴一覧画面

3.2.4.1 表示項

バックアップ履歴一覧画面の表示項目は、選択した業務ボリュームが通常業務ボリュームか、Symfowareのデータベーススペースかによって異なります。

選択した業務ボリュームが通常業務ボリュームの場合に表示される項目を次に示します。

[表: バックアップ履歴一覧の表示項目(通常業務ボリューム)]

項番

表示項目名

説明

1

絶対世代番号

絶対世代番号を表示します。

絶対世代番号は、最初にバックアップしたデータを1として、順に増加していきます。

2

相対世代番号

相対世代番号を表示します。

相対世代番号は、最新のデータを1として、古くなるにしたがって順に増加していきます。

3

バックアップ日時

バックアップを開始した日時を表示します。

4

バックアップボリューム名

バックアップしたバックアップボリューム名を表示します。

5

状況

バックアップデータのコピー状況を表示します。

  • 完了

  • 実行中(xx%)

  • 失敗

  • halt

  • gds-error

選択した業務ボリュームがSymfowareのデータベーススペースの場合に表示される項目を次に示します。

[表: バックアップ履歴一覧画面の表示項目(Symfowareデータベーススペース)]

項番

表示項目名

説明

1

絶対世代番号

絶対世代番号を表示します。

2

相対世代番号

相対世代番号を表示します。

3

バックアップ日時

バックアップを開始した日時を表示します。

4

バックアップボリューム名

バックアップしたバックアップボリューム名を表示します。

5

状況

バックアップデータのコピー状況を表示します。

  • 完了

  • 実行中(xx%)

  • 失敗

  • halt

  • gds-error

6

アーカイブログ通番

アーカイブログ通番を表示します。

参照ダンプによるバックアップを行った履歴情報には「参照ダンプ」を表示します。

3.2.4.2

リストア、バックアップ履歴の削除を行うことができます。

操作可能な項目は、バックアップ履歴一覧画面上で選択したバックアップ履歴が、通常業務ボリュームのバックアップ履歴、Symfowareのロググループに含まれる業務ボリュームのバックアップ履歴で異なります。

バックアップ履歴一覧画面上で操作したいバックアップ履歴を選択し、マウスの右ボタンをクリックして表示されるポップアップメニューから、操作したい項目を選択すると、それぞれの操作画面が表示されます。

バックアップ履歴一覧画面上で操作したいバックアップ履歴を選択し、[操作]メニューから操作したい項目を選択しても同様に表示されます。

操作の詳細については、各操作画面を参照してください。

バックアップ履歴の選択は、バックアップ履歴一覧画面の左側にあるツリー画面ではなく、右側の一覧表示から指定してください。

■通常業務ボリュームのバックアップ履歴を選択した場合

通常業務ボリュームのバックアップ履歴を選択した場合に可能な操作の一覧と操作画面を次に示します。

[表: バックアップ履歴一覧画面の操作一覧(通常業務ボリューム)]

操作

説明

操作画面

リストア

選択したバックアップ履歴情報に基づいてリストアします。

リストア画面

履歴の削除

選択したバックアップ履歴を削除します。

履歴の削除画面(ボリューム単位)

■Symfowareのロググループに含まれる業務ボリュームのバックアップ履歴を選択した場合

Symfowareのロググループに含まれる業務ボリュームのバックアップ履歴を選択した場合に可能な操作の一覧と操作画面を次に示します。

[表: バックアップ履歴一覧画面の操作一覧(Symfowareのロググループに含まれる業務ボリューム)]

操作

説明

操作画面

リカバリ

(ロググループ単位)

Symfowareデータベーススペースのロググループ単位で、選択したバックアップ履歴情報に基づいてリカバリを行います。

リカバリ画面(ロググループ単位)

履歴の削除

(ロググループ単位)

Symfowareデータベーススペースのロググループ単位で、選択したバックアップ履歴を削除します。

履歴の削除画面(ロググループ単位)

リカバリ

(ボリューム単位)

業務ボリューム単位で、選択したバックアップ履歴情報に基づいてリカバリします。

リカバリ画面(Symfowareのロググループに含まれる業務ボリューム単位)


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