ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書 13.2 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX- |
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第1章 AdvancedCopy ManagerのWebクライアント | > 1.3 初期画面 |
初期画面および各管理画面に必要なソフトの設定について説明します。
初期画面および各管理画面を使用するためには、クライアントに「利用条件」で記載したJava Plug-inをインストールする必要があります。Sun Microsystems,Inc.のJava2 Runtime Environmentダウンロード用ホームページから、Windows版のJRE(Plug-in含む)用のインストーラをダウンロードし、インストールを行ってください。
2007年12月現在のダウンロード用ホームページのURLは以下になります。
(以下のURLは予告なく変更される可能性があります。)
http://java.sun.com/j2se/1.4.2/ja/download.html (V1.4.2)
http://java.sun.com/j2se/1.5.0/ja/download.html (5.0)
必ず「国際化」版をダウンロードしてください。
クライアントに古いバージョンのJava Plug-inがすでにインストールされている場合は、先に古いバージョンのJava Plug-inをアンインストールしてください。アンインストール後、「利用条件」を満たす新しいバージョンのJava Plug-inをインストールしてください。
インストール後は、必ずWebブラウザを再起動してください。
以下の運用形態に該当する場合は、認証関連ファイルの設定が必要となります。
Storage管理サーバを論理IPアドレスで運用する(クラスタ運用を含む)場合
Storage管理サーバに複数のネットワークカードが装着されている場合
WebブラウザでAdvancedCopy ManagerのURLを入力した際に表示される画面に表示されているswstorage.policyをクリックすると、Webブラウザのダウンロード用ダイアログボックスが表示されます。そこで、「ファイルに保存」または「このファイルをディスクに保存する」を選択すると以下のダイアログボックスが表示されます。
Java Plug-inインストールフォルダ \lib\securityディレクトリ下に、ダウンロードするファイルを保存してください。
ファイルを保存した後、保存したファイルの1行目のIPアドレスをURLに入力するIPアドレスに変更してください。以下のように編集してください。
Storage管理サーバを論理IPアドレスで運用して、論理IPが「50.50.50.50」である場合
「10.10.10.10」->「50.50.50.50」
Storage管理サーバに設定されているIPアドレスとは異なるIPアドレス「60.60.60.60」をURLに指定する場合
「10.10.10.10」 -> 「60.60.60.60」
Storage管理サーバに設定されているGUI接続用IPアドレスは、GUI接続情報設定コマンド(stgguiipset)により表示できます。GUI接続情報設定コマンド(stgguiipset)については、各OSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager運用手引書』の「GUI接続情報設定コマンド(stgguiipset)」を参照してください。
なお、上記のどの場合においても、Webサーバの設定でサービスを提供するポート番号をデフォルト(80)以外で運用している場合は、IPアドレスの後に「:ポート番号」を付加して編集する必要があります。
例. Webサーバの設定でサービスを提供するポート番号を「8080」で運用している場合
「10.10.10.10」 -> 「50.50.50.50:8080」
grant codeBase "http://50.50.50.50:8080/swstorage-j/archive/-" { permission java.net.SocketPermission "20.20.20.20:1024-","accept,connect,listen,resolve"; };
保存したファイルの2行目の「20.20.20.20」を対象となる物理アドレスに置き換えてください。複数存在する場合には、2行目をコピーし、最終行の前に追加してすべての物理IPアドレスを記述します。
Storage管理サーバを論理IPアドレスで運用する場合は、すべての物理IPアドレスを記述します。
特にクラスタ運用時には、運用マシン、全待機マシンのすべての物理IPアドレスを記述します。
Storage管理サーバに複数のネットワークカードが装着されている場合は、URLに指定するIPアドレスも含め、Storage管理サーバにて有効なすべてのIPアドレスを記述します。
例. クラスタ運用時で、物理IPアドレスが「70.70.70.70」と「80.80.80.80」の構成の場合
grant codeBase "http://50.50.50.50:8080/swstorage-j/archive/-" { permission java.net.SocketPermission "70.70.70.70:1024-","accept,connect,listen,resolve"; permission java.net.SocketPermission "80.80.80.80:1024-","accept,connect,listen,resolve"; };
認証設定ファイルであるJava Plug-inインストールフォルダ\lib\security\java.securityファイルに以下の記述中の最終行を追加してください。
# The default is to have a single system-wide policy file, # and a policy file in the user's home directory. policy.url.1=file:${java.home}/lib/security/java.policy policy.url.2=file:${user.home}/.java.policy policy.url.3=file:${java.home}/lib/security/swstorage.policy |
使用するブラウザのバージョンによっては、認証関連ファイル保存時に、正しいファイル名で保存されない場合があります。たとえば、「swstorage.policy」が「swstorage.policy.policy」になったりする場合があります。ファイル名が正しくないと、Web画面を正常に使用できなくなります。したがって、保存後は、必ず保存したファイル名が正しいかを確認し、正しくない場合は、ファイル名を「swstorage.policy」に修正してください。
認証設定ファイルの修正後は、必ずWebブラウザを再起動してください。
Windows XP Service Pack 2やWindows Vistaを適用した環境で各管理画面を使用する場合は、以下の手順にしたがってWindows ファイアウォール機能の設定を行ってください。
[コントロールパネル]から[Windows ファイアウォール]ウィンドウを起動します。
[例外]タブで登録されているプログラムおよびサービスを確認します。
使用しているWebブラウザの登録状況により、次の対処を行います。
[プログラムの追加]ボタンをクリックして、[プログラムの追加]ダイアログを表示します。
一覧から使用しているWebブラウザを選択します。
[スコープの変更]ボタンをクリックして、[スコープの変更]ダイアログを表示します。
[カスタムの一覧]でStorage管理サーバのIPアドレスを設定し、[OK]ボタンをクリックします。
Storage管理サーバを論理IPアドレスで運用している場合は、すべての物理IPアドレスを記述します。
特にクラスタ運用時には、運用マシン、全待機マシンのすべての物理IPアドレスを記述します。
Storage管理サーバに設定されているIPアドレスとは異なるIPアドレスをURLに指定している場合は、URLに指定するIPアドレスも含め、Storage管理サーバにて有効なすべてのIPアドレスを記述します。
[プログラムの追加]ダイアログで[OK]ボタンをクリックします。
[Windows ファイアウォール]ウィンドウを[OK]ボタンをクリックして終了します。
[例外]タブのプログラムおよびサービスの一覧から、使用しているWebブラウザを選択します。
[編集]ボタンをクリックして[プログラムの編集]ダイアログを表示します。
[スコープの変更]ボタンをクリックして、[スコープの変更]ダイアログを表示します。
[カスタムの一覧]が選択されている場合は、Storage管理サーバのIPアドレスを追加し、[OK]ボタンをクリックします。
[ユーザのネットワーク(サブネットのみ)]が選択されていて、Storage管理サーバがユーザーのネットワーク上に存在する場合は、そのまま[OK]ボタンをクリックします。
Storage管理サーバを論理IPアドレスで運用している場合は、すべての物理IPアドレスを記述します。
特にクラスタ運用時には、運用マシン、全待機マシンのすべての物理IPアドレスを記述します。
Storage管理サーバに設定されているIPアドレスとは異なるIPアドレスをURLに指定している場合は、URLに指定するIPアドレスも含め、Storage管理サーバにて有効なすべてのIPアドレスを記述します。
[プログラムの編集]ダイアログで[OK]ボタンをクリックします。
[Windows ファイアウォール]ウィンドウを[OK]ボタンをクリックして終了します。
[コントロールパネル]から[Windows ファイアウォール]ウィンドウを起動します。
[設定の変更]をクリックし、[Windows ファイアウォールの設定]ダイアログを表示します。
[例外]タブで登録されているプログラムおよびサービスを確認します。
使用しているWebブラウザの登録状況により、次の対処を行います。
[プログラムの追加]ボタンをクリックして、[プログラムの追加]ダイアログを表示します。
一覧から使用しているWebブラウザを選択します。
[スコープの変更]ボタンをクリックして、[スコープの変更]ダイアログを表示します。
[カスタムの一覧]でStorage管理サーバのIPアドレスを設定し、[OK]ボタンをクリックします。
Storage管理サーバを論理IPアドレスで運用している場合は、すべての物理IPアドレスを記述します。
特にクラスタ運用時には、運用マシン、全待機マシンのすべての物理IPアドレスを記述します。
Storage管理サーバに設定されているIPアドレスとは異なるIPアドレスをURLに指定している場合は、URLに指定するIPアドレスも含め、Storage管理サーバにて有効なすべてのIPアドレスを記述します。
[プログラムの追加]ダイアログで[OK]ボタンをクリックします。
[Windows ファイアウォールの設定]ダイアログで[OK]ボタンをクリックします。
[Windows ファイアウォール]ウィンドウを閉じます。
[例外]タブのプログラムおよびサービスの一覧から、使用しているWebブラウザを選択します。
[プロパティ]ボタンをクリックして[プログラムの編集]ダイアログを表示します。
[スコープの変更]ボタンをクリックして、[スコープの変更]ダイアログを表示します。
[カスタムの一覧]が選択されている場合は、Storage管理サーバのIPアドレスを追加し、[OK]ボタンをクリックします。
[ユーザのネットワーク(サブネットのみ)]が選択されていて、Storage管理サーバがユーザーのネットワーク上に存在する場合は、そのまま[OK]ボタンをクリックします。
Storage管理サーバを論理IPアドレスで運用している場合は、すべての物理IPアドレスを記述します。
特にクラスタ運用時には、運用マシン、全待機マシンのすべての物理IPアドレスを記述します。
Storage管理サーバに設定されているIPアドレスとは異なるIPアドレスをURLに指定している場合は、URLに指定するIPアドレスも含め、Storage管理サーバにて有効なすべてのIPアドレスを記述します。
[プログラムの編集]ダイアログで[OK]ボタンをクリックします。
[Windows ファイアウォールの設定]ダイアログで[OK]ボタンをクリックします。
[Windows ファイアウォール]ウィンドウを閉じます。
プラウザおよびJava Plug-inにて設定する内容について説明します。
Java Plug-inは、基本的にはインストールしたときのデフォルト値で動作しますので、設定値を変更する必要はありません。
例として、「表: Java Plug-in の設定とWeb画面の動作関係」に、Windows 2000の場合のJava Plug-inのプロパティ画面での設定とWeb画面の動作の関係を記載します。なお、本プロパティ画面の設定によっては、Web画面が正常に動作しない場合がありますので注意してください。
以下に、Windows 2000の場合のプロパティ画面の表示方法を説明します。
Java Plug-inをインストール後、以下の方法で、Java Plug-inのプロパティ画面を表示させます。
[設定]−[コントロールパネル]−[Java Plug-in]を選択します。
以下の表にに、Java Plug-inのプロパティ画面での設定とWeb画面の動作の関係を記載します。
タグ名 |
設定値名 |
設定 |
デフォルト値 |
備考 |
---|---|---|---|---|
基本 |
Javaコンソールの表示 |
任意 |
コンソールを非表示 |
任意ですが、「コンソールを表示」に設定すると、Web画面の動作状態がJavaコンソールに表示されるようになり、Web画面で不具合が生じた場合の調査資料となります。 |
詳細 |
Java Run Time Environment |
Java Plug-inのデフォルトを使用 |
Java Plug-inのデフォルトを使用 |
Web画面を動作させるRuntimeのレベルを指定します。他のレベルは指定しないでください。チェックしない場合は不具合が生ずる恐れがあります。 |
Java実行時のパラメタ |
指定なし |
指定なし |
指定しても無意味です。 |
|
プロキシ |
ブラウザの設定を使用 |
必ずチェックしてください |
チェックされている |
チェックしない場合は不具合が生ずる恐れがあります。 |
キャッシュ |
キャッシュを有効 |
チェックすることを推奨 |
チェックされている |
チェックすると初期画面から各管理画面を呼び出す時に、一度表示した管理画面を再び表示する時の時間が早くなります。 |
Web画面を使用する場合、WebブラウザにStorage管理サーバのIPアドレスまたはサーバ名を指定しますが、そのIPアドレスまたはサーバ名は、Webブラウザのプロキシを使用しないように設定してください。
Netscape Navigator 7.x以降の場合
[編集]メニューの[設定]を選択すると、設定のダイアログボックスが表示されます。そのカテゴリ(ツリー)から、[詳細]の[プロキシ]を選択し、「手動でプロキシを設定する」をチェックし、「プロキシなし」のボックスの中に、Storage管理サーバのIPアドレスを設定してください。
Internet Explorer 6.0以降の場合
[ツール]メニューの[インターネットオプション]を選択するとインターネットオプションのダイアログボックスが表示されます。そのダイアログボックスから[接続]タグを選択し、[LANの設定]ボタンをクリックします。すると、[ローカルエリアネットワーク(LAN)の設定]ダイアログが表示されますので、[詳細設定]ボタンをクリックし[プロキシの設定]ダイアログを表示させてください。さらに、[プロキシの設定]ダイアログにおいて、「次ではじまるアドレスにはプロキシを使用しない」のボックスの中に、Storage管理サーバのIPアドレスを設定してください。
Webブラウザの文字コードは日本語を設定してください。
たとえば、Netscape Navigator 7.x以降の場合、[表示]メニューの[文字コード]→「自動判別」→「日本語」をチェックします。
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