Interstage Application Server トラブルシューティング集 |
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付録B Javaツール機能 | > B.3 Qualyzer |
メモリ(ヒープ)ダンプは、次の3つのステップで行います。
java -Xrunholmes[:t=depth][,f=0|1][,d=folder][,b=0|1|2|3|4] クラス名 |
java -jar holmes.jar [-i input-folder] [-o output-folder] [-heap[,frame]|-csv] |
java -jar holmes.jar -h html-folder [-i input-folder] -view[,frame] |
情報収集しているJava VMのプロセスに対して、SIGQUITを発行し、それまで収集した情報を一旦ファイルに出力できます。
kill -QUIT process-id
“実行形式”で示した各ステップのオプションを説明します。
t=depth
call stack情報を精査する深さを、depthに指定します。
省略値は、t=5です。f=0|1
ヒープ情報を収集する直前に、GCを起動するかどうか指定します。
無効です。ヒープ情報を収集する直前に、GCを起動しません。
![]()
- f=0:ヒープ情報を収集する直前に、GCを起動しません。
- f=1:ヒープ情報を収集する直前に、GCを起動します。省略値です。
d=folder
ヒープ情報格納先ディレクトリを、folderに指定します。ディレクトリは存在している必要があります。
省略値は、Java VMの作業ディレクトリです。
このオプションで指定されたディレクトリの下に、qua.${PID}というディレクトリが作成されます。${PID}はヒープ情報収集が実行されているJava VMのプロセスIDです。各データファイルは、このディレクトリの下に作成されます。b=0|1|2|3|4
ssbを利用したヒープ情報収集の一時停止・再開・出力を行えるようにします。ssbの使用方法は“情報収集制御の方法”を参照してください。
- b=0 :ssbを利用しない場合に指定します。省略値です。
- b=1またはb=3:Java VMが単独で動作している環境で、ssbを利用する場合に指定します。
- b=2またはb=4:Java VMが複数で動作している環境で、ssbを利用する場合に指定します。
注) b=1(b=2)とb=3(b=4)のどちらを指定するかは動作環境に依存します。そのため、b=1(b=2)で正しく動作しなかった場合、b=3(b=4)を指定してください。
-i input-folder
ヒープ情報格納先ディレクトリを、input-folderに指定します。
省略値は、Java VMの作業ディレクトリです。-o output-folder
HTML/CSVファイル格納先ディレクトリを、output-folderに指定します。ディレクトリは存在している必要があります。
省略値は、Java VMの作業ディレクトリです。-heap
ヒープ情報が、フレームなしHTMLファイルに構成されます。
frame
heapオプションのサブオプションです。
ヒープ情報が、フレームありHTMLファイルに構成されます。-csv
ヒープ情報が、CSV形式のファイルに構成されます。
-h html-folder
HTMLファイル格納先ディレクトリを、html-folderに指定します。
-i input-folder
ヒープ情報格納先ディレクトリを、input-folderに指定します。
省略値は、Java VMの作業ディレクトリです。-view
HTMLファイルが表示されます。
frame
viewオプションのサブオプションです。
フレームありHTMLファイルが表示されます。
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