Interstage Application Server トラブルシューティング集
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第16章 MessageQueueDirector運用時の異常

16.3 アプリケーション実行時の異常

 ここでは、MQDの アプリケーション使用した場合に発生する、トラブルの事例およびその対処について説明します。

アプリケーションが異常終了する。

 以下の可能性があります。それぞれアプリケーションを確認/修正して再実行してください。

アプリケーションがエラーコード 37 (MQD_ERR_ACCESSDENY) で異常終了する。

 MQDの各種資源に対するアクセス権限がありません。以下を確認し、再実行してください。

アプリケーションがエラーコード 33 (MQD_ERR_NOMEMORY) で異常終了する。

 以下の可能性があります。それぞれについて確認/修正して再実行してください。

アプリケーションがエラーコード 113 (MQD_ERR_QNAME) で異常終了する。

 メッセージキュー名が不当です。以下を確認し、再実行してください。

アプリケーションがエラーコード 52 (MQD_ERR_UNITSUMOVER) で異常終了する。

 トランザクションサイズの最大に達しました。以下を確認し、再実行してください。

アプリケーションがエラーコード xx で異常終了する。

 異常事象 xx に対する対処をマニュアルを参照して実施したあと、再実行してください。

 COBOL言語インタフェースの説明と復帰情報の説明のところではエラーコードを 10進の数値で説明しています。C言語インタフェース用 includeファイルではマクロ名との関連づけを 16進数で記述していますので、注意してください。


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