Interstage Application Server トラブルシューティング集 |
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第16章 MessageQueueDirector運用時の異常 |
ここではイベントチャネル連携サービスの運用中に発生するトラブルの事例およびその対処について説明します。
上記現象が発生した場合、以下の可能性があります。
→ イベントチャネルを作成していない場合には、イベントチャネルを作成後に起動してください。メッセージキューを作成していない場合には、メッセージキューを作成してください。
→ イベントチャネルを起動してください。
→ 送信側サービス定義を見直して、サービス定義が間違っている場合には、環境の変更をしてください。相手サーバ側のイベントチャネル名、もしくはメッセージキュー名が間違っている場合には、それぞれ再作成してください。
→ 受信側サービス定義のrecvnumキーワード値の再見積もりを実施してください。
→ 誤った送信サービス定義で運用している送信側サーバを特定し、環境の変更を行ってください。
→ 相手サーバ側のチャネルコネクション情報を削除してください。
以下の可能性があります。それぞれの項目を見直して再実行してください。
→ 相手サーバを起動してください。
→ hostsファイル、またはURLリストファイルの見直しを行ってください。
→ Interstageを起動してください。
→ チャネルコネクションを初期化後、再開してください。
→ URLリストファイルに指定したネーミングサービスにイベントチャネル連携サービスの受信側の位置情報が正しく登録されているか、odlistnsコマンドで確認してください。
相手サーバのイベントチャネル連携サービスの受信側の位置情報が登録されていない場合、または、正しく登録されていない場合、イベントチャネル連携サービスのCORBAサービスへの登録を正しく行ってください。
詳細は、“MessageQueueDirector説明書”の“イベントチャネル連携サービス”の“環境作成”の“イベントチャネル連携サービスのCORBAサービスへの登録”を参照してください。
odlistnsコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
→ 相手サーバのイベントチャネル連携サービスのCORBAサービスへの登録時に作成したIORか確認してください。
→ イベントチャネル連携サービスの受信側の位置情報(ポート番号)が正しく登録されているか、odlistnsコマンドで確認してください。
相手サーバのイベントチャネル連携サービスの受信側の位置情報(ポート番号)が正しく登録されていない場合、イベントチャネル連携サービスのCORBAサービスへの登録を正しく行ってください。
詳細は、“MessageQueueDirector説明書”の“イベントチャネル連携サービス”の“環境作成”の“イベントチャネル連携サービスのCORBAサービスへの登録”を参照してください。
odlistnsコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
以下の可能性があります。それぞれの項目を見直して再実行してください。
→ イベントチャネルがイベントチャネル連携サービスで使用するための正しい設定で作成されているか、essetcnfchnlコマンドで以下の項目のどちらかが“yes”に設定されているか確認してください。
− local transaction mode
− ots use
イベントチャネルがイベントチャネル連携サービスで使用するための正しい設定で作成されていない場合、正しい設定で再作成してください。
essetcnfchnlコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
→ イベントチャネルがイベントチャネル連携サービスで使用するための正しい設定で作成されているか、essetcnfchnlコマンドで以下の項目が“yes”に設定されているか確認してください。
− Notification channel mode
イベントチャネルがイベントチャネル連携サービスで使用するための正しい設定で作成されていない場合、正しい設定で再作成してください。
essetcnfchnlコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
イベントチャネル連携サービスで使用するイベントチャネルの正しい設定についての詳細は、“MessageQueueDirector説明書”の“イベントチャネル連携サービス”の“環境作成”の“環境作成の説明”の“送信キューと受信キューの作成”を参照してください。
以下の可能性があります。その場合には、送信サーバにおいてmqdnsgwcommコマンドを-aオプションで実行し、チャネルコネクションの状態がSuspendとなったチャネルコネクションの通信を再開してください。
以下の可能性があります。
→ 環境変数“OD_CODE_SET”を設定してください。
→ イベントデータの形式をあわせてください。
以下の可能性があります。
→ ワイド文字列型のデータの通信を行う場合には、環境変数“OD_CODE_SET”、マシンのコード系、およびイベントチャネル作成時の日本語コード系の値として、EUCまたはSJISを設定してください。
なお、環境変数“OD_CODE_SET”は、MQDを起動するシェルに設定してください。
また、esmkchnlコマンドを用いてイベントチャネルを作成する場合には、オプション-lにEUCまたはSJISを設定してください。コマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。Interstage管理コンソールを用いてイベントチャネルを作成する場合には、“詳細設定”の“日本語コード系”にEUCまたはShift JISを設定してください。Interstage管理コンソールの詳細については、“Interstage管理コンソール ヘルプ”を参照してください。
→ ワイド文字列型のデータの通信を行う場合には、環境変数“OD_CODE_SET”、マシンのコード系、およびイベントチャネル作成時の日本語コード系の値として、EUCを設定してください。
なお、環境変数“OD_CODE_SET”は、MQDを起動するシェルに設定してください。
また、esmkchnlコマンドを用いてイベントチャネルを作成する場合には、オプション-lにEUCを設定してください。コマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。Interstage管理コンソールを用いてイベントチャネルを作成する場合には、“詳細設定”の“日本語コード系”にEUCを設定してください。Interstage管理コンソールの詳細については、“Interstage管理コンソール ヘルプ”を参照してください。
上記現象が発生した場合、以下の可能性があります。
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