Interstage Application Server トラブルシューティング集 |
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第2章 インストール・アンインストール時の異常 |
ここでは、Interstageのインストール時に発生したトラブルの事例およびその対処について説明します。
以下のいずれかの場合、ターミナルサービスがアプリケーションサーバモードでインストールされた状態で、Interstageをインストールした可能性があります。
− インストールが失敗し、「エラー番号:0x80040702 詳細:dllのロードに失敗しました。:odautosetup」のポップアップが出力される。
− インストールが失敗し、イベントビューアにメッセージihs10006が出力される。
上記に合致する場合、以下の作業を実施してください。
1.「アプリケーションの追加と削除」から“Interstage Application Server Enterprise Edition※”を実行し、Interstageのアンインストールを行う。
※)Enterprise Editionはエディション名です。Standard Edition,Plus,Web-J Editionの場合、それぞれのエディション名が表示されます。
2.「CHANGE USER /INSTALL」を実行し、ターミナルサービスをインストールモードに変更する。
3.Interstageを再度インストールする。
4.「CHANGE USER /EXECUTE」を実行し、ターミナルサービスを実行モードに変更する。
Windows(R) XPまたはWindows Server(TM) 2003上でインストールを行う場合、インストール先の設定画面において、「参照」ボタンを押下し、「ディレクトリの選択」画面において不当なフォルダの入力(ドライブ名が記載されていないなど)を行った場合、再入力をうながすダイアログが出力されます。その状態で「OK」を押下した場合、カーソルが入力画面からはずれ、入力できない事象が発生する場合があります。
その場合、「キャンセル」ボタンを押下し、「ディレクトリの選択」画面を終了させ、再度「インストール先の選択」画面から「参照」ボタンを押下し、「ディレクトリの選択」画面から正しいフォルダを入力してください。
インストール後、すぐにアンインストールを行った場合、アンインストール画面ではなく、インストール画面が表示される場合があります。この現象はインストール完了後、タスクバーにインストーラのタスクが残った状態のままアンインストールを実行することで発生する可能性があります。この場合、インストール画面を終了し、再度アンインストールを実行してください。
アンインストール後に「InstallShield Wizardの完了」画面において、「はい、今すぐコンピュータを再起動します。」を選択後、マシンの再起動が実行されず、タスクバーに「Interstage Application Server」が残存する場合があります。このとき、タスクマネージャによりInterstage Application Serverのタスクが「応答せず」となっている場合は、タスクの終了を行い、再度マシンの再起動を行ってください。
インストール時にCD-ROMのejectができず、CD-ROM入れ替えができない場合があります。以下に考えられる原因について記載します。
− CD-ROM上に移動した状態でGUIインストーラの起動シェルスクリプト (isinstaller.sh)を実行したことが考えられます。この場合、GUIインストーラの起動シェルスクリプト(isinstaller.sh)を実行した画面で、CD-ROM上からディレクトリを移動するか、インストールを中断し、インストールした全てのパッケージをアンインストールし、再度正しい手順でインストールしてください。
− シングルユーザモードでインストールを実施している場合、ボリュームマネージャの起動が行われていない可能性があります。この場合、インストールを中断し、インストールした全てのパッケージをアンインストールし、再度正しい手順でインストールしてください。
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