Interstage Application Server チューニングガイド
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第2章 J2EEのチューニング> 2.2 EJBコンテナのチューニング

2.2.1 プロセス多重度

 高速呼出し機能、またはLight EJB コンテナ機能のEJBコンテナは、プロセスを複数起動することが可能です。プロセス数の設定値は、1から255までの値を設定できます。


 以下にプロセス多重度の設定方法を記述します。

◆設定方法

【高速呼出し機能を使用する場合】

 ワークユニット定義の“Application Programセクション”にある“Concurrency”に、アプリケーションのプロセス多重度を設定します。
 本ステートメントには、1〜255の整数値を指定することができます。
 本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、省略値として1が設定されます。
 なお、CORBAワークユニットの場合は、インプリメンテーションリポジトリ定義のプロセス最大多重度数より小さい値を設定する必要があります。
 ワークユニット定義の詳細については“サンプル:ワークユニット定義”を参照してください。

【Light EJBコンテナ機能を使用する場合】

 EJBコンテナ定義ファイルの“concurrency”にプロセス多重度を指定します。

 EJBコンテナの定義方法には、以下の2つの方法があります。

  1. J2EE Deploymentツールを使用して、IJServerを定義する
  2. 以下のコマンドを使用して、EJBコンテナ定義を定義する
    ejbmakecontainer EJBコンテナ定義ファイル

 EJBコンテナの定義の詳細については、“サンプル:EJBコンテナ定義”を参照してください。


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