Interstage Application Server メッセージ集
目次 前ページ次ページ

第3部 ログファイルに出力されるメッセージ> 第36章 コンポーネントトランザクションサービスが出力するログメッセージ> 36.2 トランザクションアプリケーションとの連携で出力されるエラーログ

36.2.11 2011

2011:The request failed due to error in access check. Object id = (%s1) Operation id = (%s2) Error Code = (0x%x)

[可変情報]
 %s1:オブジェクト名
 %s2:オペレーション名
 %x :エラーコード

[意味]
 クライアントからの要求のアクセス権チェックに失敗しました。

[システムの処理]
 アクセス権なしの場合は、クライアントに対して復帰値10006を通知し、その他の異常の場合は復帰値10001を通知します。

[ユーザの対処]
 下記のエラーコードを参照して対処してください。

エラーコード

意味と対処

0020

 ベースDNに対するアクセス権がありません。正しいユーザDNとパスワードを入力して、再度クライアントプログラムを実行してください。

0022

 クライアントから入力されたユーザDNの形式に誤りがあります。正しい形式のユーザDNを入力して再度クライアントプログラムを実行してください。

0031

 クライアントから入力されたユーザDNとパスワードの認証に失敗しました。正しいユーザDNとパスワードを入力して再度クライアントプログラムを実行してください。

0033

 InfoDirectoryがビジー状態です。要求をクライアントプログラムから再送してください。

0051

 InfoDirectoryが未起動です。InfoDirectoryの起動状態を確認してください。起動されていない場合は、InfoDirectoryを起動した後、再度ワークユニットを起動してください。
 起動されている場合は、システム環境定義で指定したInfoDirectoryサーバのホスト名とポート番号を確認し、正しいホスト名とポート番号を指定し、再度コンポーネントトランザクションサービスを起動した後、ワークユニットを起動してください。
また、InfoDirectoryの一時的な資源不足の可能性があります。要求をクライアントプログラムから再送してください。

0100

 システム資源不足が発生しました。動作に必要なメモリやスワップを追加してください。

0201

 アクセス制御対象に対するアクセス権がありません。正しいユーザDNとパスワードを入力して再度クライアントプログラムを実行してください。

0300

 クライアントから入力されたユーザDNの長さに誤りがあります。正しいユーザDNを入力して再度クライアントプログラムを実行してください。

0301

 クライアントから入力されたパスワードの長さに誤りがあります。正しいパスワードを入力して再度クライアントプログラムを実行してください。

その他

 エラーコードを控え、InfoDirectory側を調査してください。詳細は、“InfoDirectory使用手引書 第3部 LDAP SDK編”の表1.9LDAPエラーコードを参照してください。
エラーコードがそれ以外の場合は、技術員に連絡してください。


目次 前ページ次ページ

Copyright 2005 FUJITSU LIMITED