Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)
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付録D 保守情報の採取> D.2 ログ採取機能

D.2.2 プロセスログのデータ

ログファイル

 プロセスログは以下のファイルに出力されます

ファイル名

サーバ用ライブラリ(ODSV.DLL)をリンクしたアプリケーションの場合
 <CORBAサービスインストールパス>\var\proclog, proclog.old
クライアント用ライブラリ(ODWIN.DLL)をリンクしたアプリケーションの場合
 <CORBAサービスインストールパス>\var\proclogcl, proclogcl.old

ファイル名

<CORBAサービスインストールパス>/var/proclog, proclog.old

ファイルサイズ

 ログファイルが生成されると、最大で以下のディスク領域が必要となります。ログ採取を行う場合には、十分な領域を確保してください。
 process_log_size値(configファイル)× 2 [バイト]

 configファイルの各パラメタについては、“ログ採取環境(configファイルの設定)”を参照してください。

データ形式

 プロセスログのデータは以下の形式で出力されます。

−CORBAサービス(OD_startプロセス)の場合

時刻 ObjectDirector started (プロセスID)

−CORBAサービス以外のプロセスの場合

時刻 起動/停止 [プロセスID] コマンド実行文

 時刻
 ログ採取された時刻
 起動/停止
 "A"はコマンド(プロセス)の起動時、"D"は停止時のログであることを示します。
 プロセスID
 ログ採取されたコマンドのプロセスID
 コマンド実行文
 コマンドの実行形式(引数を含む)

出力例

 プロセスログの出力例を以下に示します。

  Fri Oct 05 20:23:21.203 ObjectDirector started (1156)
  Fri Oct 05 20:23:26.310 A [ 1848] simple_s
  Fri Oct 05 20:23:29.705 A [ 1820] simple_c
  Fri Oct 05 20:23:34.532 D [ 1820] simple_c
  Fri Oct 05 20:23:40.921 D [ 1848] simple_s
  Fri Oct 05 20:23:46.299 A [ 2084] OD_impl_inst -ax def
  Fri Oct 05 20:23:46.339 D [ 2084] OD_impl_inst -ax def

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