Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド |
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第2章 OLTPサーバの設計 | > 2.3 タイマ監視 |
EJBアプリケーションでは、以下のタイマ監視ができます。
EJBアプリケーションのメソッドが実行されてから、メソッドが完了するまでの最大処理時間(タイムアウト)を設定できます。タイムアウト値は、EJBアプリケーション単位でワークユニットに定義します。
なお、EJBアプリケーションの処理中に最大処理時間を超えた場合、EJBアプリケーションが異常終了するか、または異常メッセージのみ出力してEJBアプリケーションの運用を継続するかをワークユニットに定義することができます。
EJBアプリケーションのタイマ監視には以下の2つがあります。
Session Beanを生成(create)して、指定された時間内にSession Beanが消去(remove)されない場合、コンテナが自動的にSession Beanを消去します。何らかの原因で、クライアントアプリケーションがEJBアプリケーションを消去せずに終了してしまった場合、残ってしまうEJBアプリケーションを自動的に消去することができます。
EJBアプリケーションが、何らかの原因でコミットまたはロールバックを長時間発行しなかった場合、データベースなどの資源が占有状態になるのを防ぐために、一定時間放置されたトランザクションを、自動的にロールバックします。
EJBアプリケーションのタイムアウト値は、EJBアプリケーションの動作環境設定時に定義します。
定義方法の詳細については、“J2EE ユーザーズガイド”を参照してください。
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