Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド
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第2章 OLTPサーバの設計> 2.1 ワークユニットの設計> 2.1.1 ワークユニットを利用したアプリケーションの実行環境

2.1.1.9 最大キューイング機能

 キューイングされる要求の最大数が指定できます。これにより、サーバアプリケーションに一定以上の負荷が掛かった場合に、クライアントからの要求を制限することができます。

 クライアントからの要求が指定された最大キューイング数を超えた場合、クライアントへエラーが復帰します。

 なお、サーバアプリケーションが現在処理中の要求は、キューイングされている数には含まれません。サーバアプリケーション上で処理中の要求を除いた、処理待ちの要求の最大数が指定できます。最大キューイング機能については、ワークユニット定義で設定します。

 最大キューイング機能については、CORBAアプリケーション、EJBアプリケーション、トランザクションアプリケーションおよびラッパーワークユニットで使用可能です。(ラッパーワークユニットはWindows(R)版、Solaris OE版のみ)

 クライアントへ通知されるエラーについては、CORBAアプリケーション、EJBアプリケーションについては、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を、トランザクションアプリケーションの場合、“アプリケーション作成ガイド(コンポーネントトランザクションサービス編)”を参照してください。


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