Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド
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第2章 OLTPサーバの設計> 2.1 ワークユニットの設計> 2.1.1 ワークユニットを利用したアプリケーションの実行環境

2.1.1.8 キュー閉塞/閉塞解除

 キューの閉塞、閉塞解除を行い、クライアントからの要求を一時的に受け付けないような状態にしたり、要求の受け付けを再開したりすることができます。キューの閉塞、閉塞解除は以下のような場合に有効です。

 なお、キューの閉塞中にクライアントからの要求を行った場合、クライアントへ異常が復帰します。閉塞は以下の単位で行うことができます。

[CORBAアプリケーション]

 インタフェース単位に閉塞を行いたい場合、インプリメンテーションリポジトリ定義に閉塞を行いたいインタフェース情報を設定した上で、ワークユニットを起動する必要があります。

[EJBアプリケーション]

[トランザクションアプリケーション]

 キューの閉塞については、isinhibitqueコマンドで行い、閉塞解除については、ispermitqueコマンドで行います。

 閉塞および閉塞解除はワークユニット配下で起動している場合にのみ有効です。また、Solaris OEの場合は、ワークユニットを起動したユーザのみ閉塞/閉塞解除が可能です。閉塞/閉塞解除は、コマンド(isinhibitqueおよびispermitque)、Interstage運用APIより行うことができます。


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