ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド 仮想ストレージ管理編 13.2 - Solaris (TM) Operating System / Linux / Microsoft(R) Windows(R) -
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第6章 保守

6.5 機能制限

本節では、仮想スイッチの交換中、およびファームアップ中における機能制限について説明します。

6.5.1 仮想化スイッチ交換中 

「仮想化スイッチの交換中」とは、リソースコーディネータ上で仮想化スイッチが無効化にされている状態を指します。

仮想化スイッチの交換中は、VSCマネージャの機能が制限されます。

仮想化スイッチ交換中の機能制限の範囲は、交換対象の仮想化スイッチを管理する仮想ストレージプールおよび仮想筐体の範囲となります。

下記の図表のようなシステム構成で仮想化スイッチDが装置交換中の場合

仮想化スイッチの交換中、制限するVSCマネージャ機能、および、制限しないVSCマネージャ機能は以下のとおりです。

■制限するVSCマネージャ機能

◆仮想ディスク機能

◆コピー機能

◆保守機能

■制限しないVSCマネージャ機能(*)

◆コピー機能

◆保守機能

*:交換対象の仮想化スイッチに対して処理を行う場合、機能は制限されます。

6.5.2 仮想化スイッチファームアップ中 

仮想化スイッチの冗長構成下において、仮想化スイッチのエンジンプログラムのファームアップにより仮想化スイッチ同士の版数が異なる場合、VSCマネージャの機能が制限されます。

仮想化スイッチのファームアップ中、制限するVSCマネージャ機能、および、制限しないVSCマネージャ機能は以下のとおりです。

■制限するVSCマネージャ機能

◆仮想ディスク機能

◆コピー機能

◆保守機能

■制限しないVSCマネージャ機能

◆仮想ディスク機能

◆コピー機能

◆保守機能


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