ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド 仮想ストレージ管理編 13.2 - Solaris (TM) Operating System / Linux / Microsoft(R) Windows(R) - |
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第6章 保守 |
本節では、仮想スイッチの交換中、およびファームアップ中における機能制限について説明します。
「仮想化スイッチの交換中」とは、リソースコーディネータ上で仮想化スイッチが無効化にされている状態を指します。
仮想化スイッチの交換中は、VSCマネージャの機能が制限されます。
仮想化スイッチ交換中の機能制限の範囲は、交換対象の仮想化スイッチを管理する仮想ストレージプールおよび仮想筐体の範囲となります。
下記の図表のようなシステム構成で仮想化スイッチDが装置交換中の場合
仮想化スイッチAと仮想化スイッチBを用いたシステム構成Xに対してはVSCマネージャ機能を制限しない。
仮想化スイッチCと仮想化スイッチDを用いたシステム構成Yに対してはVSCマネージャ機能を制限する。
仮想化スイッチの交換中、制限するVSCマネージャ機能、および、制限しないVSCマネージャ機能は以下のとおりです。
仮想ストレージプールの作成、削除
実ディスクの登録、解放
仮想筐体の作成、削除
仮想ターゲットの作成、削除
仮想ディスクの作成、削除、容量追加
仮想ターゲットへの仮想ディスク割付、割付削除
実ディスクの既存から仮想への一括変換
マイグレーション開始、中止、切替え
マイグレーション・バックアップのリストア、削除
レプリケーション中止
仮想筐体のBoxID変更
コピー状況の照会
コピーログの参照
VSCエンジンの状態表示
VSCエンジンの停止
VSCエンジンのトレースレベル設定
VSCエンジンの構成情報再作成
仮想化スイッチのイニシエータ情報の表示
*:交換対象の仮想化スイッチに対して処理を行う場合、機能は制限されます。
仮想化スイッチの冗長構成下において、仮想化スイッチのエンジンプログラムのファームアップにより仮想化スイッチ同士の版数が異なる場合、VSCマネージャの機能が制限されます。
仮想化スイッチのファームアップ中、制限するVSCマネージャ機能、および、制限しないVSCマネージャ機能は以下のとおりです。
実ディスクの登録
仮想筐体の作成
仮想ターゲットの作成、削除
仮想ディスクの作成、削除、容量追加
仮想ターゲットへの仮想ディスク割付、割付削除
実ディスクの既存から仮想への一括変換
マイグレーション開始、切替え
マイグレーション・バックアップのリストア、削除
仮想筐体のBoxID変更
仮想ストレージプールの作成、削除
実ディスクの解放
仮想筐体の削除
コピー状況の照会
マイグレーション中止
レプリケーション中止
コピーログの参照
VSCエンジンの状態取得
VSCエンジンの停止
VSCエンジンのトレースレベル設定
VSCエンジンの構成情報再作成
仮想化スイッチのイニシエータ情報の表示
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