ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド 仮想ストレージ管理編 13.2 - Solaris (TM) Operating System / Linux / Microsoft(R) Windows(R) -
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第6章 保守

6.4 ログの参照

本節では、ログの参照について説明します。

6.4.1 VSCマネージャーのログ 

VSCマネージャーのログには、以下の2種類があります。

6.4.1.1 [Solaris OS版/Linux OS版]システムログ 

VSCマネージャーはsyslogd(1M)を経由してメッセージを出力します。

メッセージが実際に出力されるか否か、あるいは、出力されるログのファイル名などについては/etc/syslog.confの設定により決定されます。/etc/syslog.confの設定方法については、syslog.conf(4)を参照してください。

6.4.1.2 [Windows版]システムログ 

VSCマネージャーはsyslogサービスを経由してメッセージを出力します。

6.4.1.3 [Solaris OS版/Linux OS版]コピーログ

マイグレーション、レプリケーションの起動および停止などの情報です。(「コピーログ」と呼びます)。なお、コピーログを記録するファイルを「コピーログファイル」と呼びます。

コピーログファイルは情報を書き出している現世代と、1つ前の世代の2世代を保持します。コピーログファイルのサフィックスで区別されます。コピーログは必ずサフィックス“.0”のコピーログファイルに書き出されます。コピーログファイルのファイル容量が基準値を超えた場合に、コピーログファイルを切り替えます。コピーログファイルの切り替えを[図:コピーログファイルの切り替え]に示します。

[図:コピーログファイルの切り替え]

■ファイル名

コピーログファイルのファイル名は、“/var/opt/FJSVssmgr/current/vsclog/VscmCopyHistory.0”、“/var/opt/FJSVssmgr/current/vsclog/VscmCopyHistory.1”です。コピーログファイルのファイル名のサフィックスは、世代を表しています。

サフィックス番号

意味

.0

現在、情報が記録されているコピーログファイル

.1

1世代前のコピーログファイル


■レコード形式

コピーログのレコードには、以下の5種類があります。

各レコードは、共通部と情報部で構成されています。

◆共通部

共通部は、5つの項目から構成されています。各項目は空白で区切られています。

[表:共通部の構成]

名称

内容

1

西暦日付

レコードが書き出された年月日が“yyyy/mm/dd”の形式で表示されます。

  • yyyy: 西暦(数字4桁)

  • mm: 月(数字2桁)

  • dd: 日(数字2桁)

2

時刻

レコードが書き出された時刻が“hh:mm:ss”の形式で表示されます。

  • hh: 時(24時間表現、数字2桁)

  • mm: 分(数字2桁)

  • ss: 秒(数字2桁)

3

ラベル

文字列“FSP_FJSVssvsc_Copy:”が表示されます。

4

種別

文字列“INFO:”、“WARNING:”、“ERROR:”が表示されます。

5

識別子

情報部を区別する識別子が表示されます。

  • 90451: コピー開始処理

  • 90452: 切り替え・切り離し処理

  • 90453: 異常セションに対する中止処理

  • 90454: 正常セションに対する中止処理

  • 90455: 処理が異常終了した場合


◆情報部

情報部は、共通部の“識別子”の後に1つの空白をおいてから始まります。情報部の各項目も空白で区切られています。

開始レコード

[表:情報部(開始レコード)]

名称

内容

1

処理種別

ユーザが選択したコピーの種別が表示されます。

  • migration:マイグレーション

  • replication:レプリケーション

2

レコード種別

文字列“STARTED”が表示されます。

3

セションID

“SID=”

セションID(数字8桁)が表示されます。

“SID=xxxxxxxx”

4

仮想筐体名

“FromVB=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

5

仮想ディスク名

“FromVD=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク名が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション対象の仮想ディスク名が表示されます。

6

仮想筐体名

“ToVB=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション先の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

7

仮想ディスク名

“ToVD=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション先の仮想ディスク名が表示されます。

8

バックアップ表示

“BackUp=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーションの正常終了時に移行元の仮想ディスクを構成していた実ディスクをバックアップディスクとして残すか否かが表示されます。

    • YES: バックアップディスクとして残されます。

    • No: バックアップディスクとして残されません。

  • レプリケーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

9

仮想化スイッチ名

“VSW=”

  • マイグレーション、レプリケーションを実行している仮想化スイッチ名が表示されます。

10

実行種別

“AP=”

  • 文字列“VSC”が表示されます。

11

実行優先度

“Priority=”

  • マイグレーション、レプリケーションの実行優先度が表示されます。

12

仮想ディスク容量

“Capacity=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク容量が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション対象の仮想ディスク容量が表示されます。

13

実行開始日時

“StartDate=”

マイグレーション、レプリケーションを開始した日時が“yyyy/mm/dd hh:mm:ss”の形式で表示されます。

  • yyyy: 西暦(数字4桁)

  • mm: 月(数字2桁)

  • dd: 日(数字2桁)

  • hh: 時(24時間表現、数字2桁)

  • mm: 分(数字2桁)

  • ss: 秒(数字2桁)

14

メッセージ

“Message=”

装置が異常終了した要因を出力します。
エラーメッセージと同様。
「-」を表示します。

15

ABEND要因情報

“Abend="

コピーステータスが異常になった要因を出力します。

「-」を表示します。

正常終了レコード

[表:情報部(正常終了レコード)]

名称

内容

1

処理種別

ユーザが選択したコピーの種別が表示されます。

  • migration:マイグレーション

  • replication:レプリケーション

2

レコード種別

文字列“NORMALEND”が表示されます。

3

セションID

“SID=”

セションID(数字8桁)が表示されます。

“SID=xxxxxxxx”

4

仮想筐体名

“FromVB=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

5

仮想ディスク名

“FromVD=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク名が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション対象の仮想ディスク名が表示されます。

6

仮想筐体名

“ToVB=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション先の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

7

仮想ディスク名

“ToVD=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション先の仮想ディスク名が表示されます。

8

バックアップ表示

“BackUp=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーションの正常終了時に移行元の仮想ディスクを構成していた実ディスクをバックアップディスクとして残すか否かが表示されます。

    • YES: バックアップディスクとして残されます。

    • No: バックアップディスクとして残されません。

  • レプリケーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

9

仮想化スイッチ名

“VSW=”

  • マイグレーション、レプリケーションを実行している仮想化スイッチ名が表示されます。

10

実行種別

“AP=”

  • 文字列“VSC”が表示されます。

11

実行優先度

“Priority=”

  • マイグレーション、レプリケーションの実行優先度が表示されます。

12

仮想ディスク容量

“Capacity=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク容量が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション対象の仮想ディスク容量が表示されます。

13

実行開始日時

“StartDate=”

マイグレーション、レプリケーションを開始した日時が“yyyy/mm/dd hh:mm:ss”の形式で表示されます。

  • yyyy: 西暦(数字4桁)

  • mm: 月(数字2桁)

  • dd: 日(数字2桁)

  • hh: 時(24時間表現、数字2桁)

  • mm: 分(数字2桁)

  • ss: 秒(数字2桁)

14

メッセージ

“Message="

装置が異常終了した要因を出力します。
エラーメッセージと同様。
「-」を表示します。

15

ABEND要因情報

“Abend="

コピーステータスが異常になった要因を出力します。

「-」を表示します。

異常終了レコード

[表:情報部(異常終了レコード)]

名称

内容

1

処理種別

ユーザが選択したコピーの種別が表示されます。

  • migration:マイグレーション

  • replication:レプリケーション

  • EC(ACM): ACMコピー

2

レコード種別

文字列“ABNORMALEND”が表示されます。

3

セションID

“SID=”

セションID(数字8桁)が表示されます。

“SID=xxxxxxxx”

4

仮想筐体名

“FromVB=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

5

仮想ディスク名

“FromVD=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク名が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)対象の仮想ディスク名が表示されます。

6

仮想筐体名

“ToVB=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)先の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

7

仮想ディスク名

“ToVD=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)先の仮想ディスク名が表示されます。

8

バックアップ表示

“BackUp=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーションの正常終了時に移行元の仮想ディスクを構成していた実ディスクをバックアップディスクとして残すか否かが表示されます。

    • YES: バックアップディスクとして残されます。

    • No: バックアップディスクとして残されません。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    文字列“-”が表示されます。

9

仮想化スイッチ名

“VSW=”

  • マイグレーション、レプリケーション、EC(ACM)を実行している仮想化スイッチ名が表示されます。

10

実行種別

“AP=”

  • マイグレーション、レプリケーションの場合
    文字列“VSC"が表示されます。

  • EC(ACM)の場合
    文字列“other"が表示されます。

11

実行優先度

“Priority=”

  • マイグレーション、レプリケーション、EC(ACM)の実行優先度が表示されます。

12

仮想ディスク容量

“Capacity=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク容量が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)対象の仮想ディスク容量が表示されます。

13

実行開始日時

“StartDate=”

マイグレーション、レプリケーション、EC(ACM)を開始した日時が“yyyy/mm/dd hh:mm:ss”の形式で表示されます。

  • yyyy: 西暦(数字4桁)

  • mm: 月(数字2桁)

  • dd: 日(数字2桁)

  • hh: 時(24時間表現、数字2桁)

  • mm: 分(数字2桁)

  • ss: 秒(数字2桁)

14

メッセージ

“Message="

装置が異常終了した要因を出力します。
エラーメッセージと同様。
「-」を表示します。

15

ABEND要因情報

“Abend=”

コピーステータスが異常になった要因を出力します。

  • COPY_ABEND_CAUSE_OK: 正常終了

  • COPY_ABEND_CAUSE_MIRROR: ミラーボリュームエラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_SRC: コピー元ボリュームエラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_DST: コピー先ボリュームエラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_MANAGEMENT_AREA: VS900管理領域エラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_ENGINE_UNSUPPORTED: エンジン未サポート

  • -unknown-: 不明

  • COPY_ABEND_CAUSE_OTHER: その他

異常終了の原因が判断できない場合や情報が取得できなかった場合については、「6.3 資料の採取方法」を参照して、問題解決に必要な資料を採取の上、富士通技術員(SE)に連絡してください。

中止レコード

[表:情報部(中止レコード)]

名称

内容

1

処理種別

ユーザが選択したコピーの種別が表示されます。

  • migration:マイグレーション

  • replication:レプリケーション

  • EC(ACM): ACMコピー

2

レコード種別

文字列“CANCELED”が表示されます。

3

セションID

“SID=”

セションID(数字8桁)が表示されます。

“SID=xxxxxxxx”

4

仮想筐体名

“FromVB=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

5

仮想ディスク名

“FromVD=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク名が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)対象の仮想ディスク名が表示されます。

6

仮想筐体名

“ToVB=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)先の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

7

仮想ディスク名

“ToVD=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)先の仮想ディスク名が表示されます。

8

バックアップ表示

“BackUp=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーションの正常終了時に移行元の仮想ディスクを構成していた実ディスクをバックアップディスクとして残すか否かが表示されます。

    • YES: バックアップディスクとして残されます。

    • No: バックアップディスクとして残されません。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    文字列“-”が表示されます。

9

仮想化スイッチ名

“VSW=”

  • マイグレーション、レプリケーション、EC(ACM)を実行している仮想化スイッチ名が表示されます。

10

実行種別

“AP=”

  • マイグレーション、レプリケーションの場合
    文字列“VSC"が表示されます。

  • EC(ACM)の場合
    文字列“other"が表示されます。

11

実行優先度

“Priority=”

  • マイグレーション、レプリケーション、EC(ACM)の実行優先度が表示されます。

12

仮想ディスク容量

“Capacity=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク容量が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)対象の仮想ディスク容量が表示されます。

13

実行開始日時

“StartDate=”

マイグレーション、レプリケーション、EC(ACM)を開始した日時が“yyyy/mm/dd hh:mm:ss”の形式で表示されます。

  • yyyy: 西暦(数字4桁)

  • mm: 月(数字2桁)

  • dd: 日(数字2桁)

  • hh: 時(24時間表現、数字2桁)

  • mm: 分(数字2桁)

  • ss: 秒(数字2桁)

14

メッセージ

“Message="

装置が異常終了した要因を出力します。
エラーメッセージと同様。
「-」を表示します。

15

ABEND要因情報

“Abend="

コピーステータスが異常になった要因を出力します。

  • COPY_ABEND_CAUSE_OK: 正常終了

  • COPY_ABEND_CAUSE_MIRROR: ミラーボリュームエラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_SRC: コピー元ボリュームエラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_DST: コピー先ボリュームエラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_MANAGEMENT_AREA: VS900管理領域エラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_ENGINE_UNSUPPORTED: エンジン未サポート

  • -unknown-: 不明

  • COPY_ABEND_CAUSE_OTHER: その他

中止の原因が判断できない場合や情報が取得できなかった場合については、「6.3 資料の採取方法」を参照して、問題解決に必要な資料を採取の上、富士通技術員(SE)に連絡してください。

処理失敗レコード

[表:情報部(処理失敗レコード)]

名称

内容

1

処理種別

ユーザが選択したコピーの種別が表示されます。

  • migration:マイグレーション

  • replication:レプリケーション

  • EC(ACM): ACMコピー

2

レコード種別

文字列“FAILED”が表示されます。

3

セションID

“SID=”

セションID(数字8桁)が表示されます。

“SID=xxxxxxxx”

4

仮想筐体名

“FromVB=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

5

仮想ディスク名

“FromVD=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク名が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)対象の仮想ディスク名が表示されます。

6

仮想筐体名

“ToVB=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)先の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

7

仮想ディスク名

“ToVD=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)先の仮想ディスク名が表示されます。

8

バックアップ表示

“BackUp=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーションの正常終了時に移行元の仮想ディスクを構成していた実ディスクをバックアップディスクとして残すか否かが表示されます。

    • YES: バックアップディスクとして残されます。

    • No: バックアップディスクとして残されません。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    文字列“-”が表示されます。

9

仮想化スイッチ名

“VSW=”

  • マイグレーション、レプリケーション、EC(ACM)を実行している仮想化スイッチ名が表示されます。

10

実行種別

“AP=”

  • マイグレーション、レプリケーションの場合
    文字列“VSC"が表示されます。

  • EC(ACM)の場合
    文字列“other"が表示されます。

11

実行優先度

“Priority=”

  • マイグレーション、レプリケーション、EC(ACM)の実行優先度が表示されます。

12

仮想ディスク容量

“Capacity=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク容量が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)対象の仮想ディスク容量が表示されます。

13

実行開始日時

“StartDate=”

マイグレーション、レプリケーション、EC(ACM)を開始した日時が“yyyy/mm/dd hh:mm:ss”の形式で表示されます。

  • yyyy: 西暦(数字4桁)

  • mm: 月(数字2桁)

  • dd: 日(数字2桁)

  • hh: 時(24時間表現、数字2桁)

  • mm: 分(数字2桁)

  • ss: 秒(数字2桁)

14

メッセージ

“Message="

装置が異常終了した要因を出力します。
エラーメッセージと同様。
「-」を表示します。

15

ABEND要因情報

“Abend="

コピーステータスが異常になった要因を出力します。

  • COPY_ABEND_CAUSE_OK: 正常終了

  • COPY_ABEND_CAUSE_MIRROR: ミラーボリュームエラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_SRC: コピー元ボリュームエラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_DST: コピー先ボリュームエラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_MANAGEMENT_AREA: VS900管理領域エラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_ENGINE_UNSUPPORTED: エンジン未サポート

  • -unknown-: 不明

  • COPY_ABEND_CAUSE_OTHER: その他

処理失敗の原因が判断できない場合や情報が取得できなかった場合については、「6.3 資料の採取方法」を参照して、問題解決に必要な資料を採取の上、富士通技術員(SE)に連絡してください。

6.4.1.4 [Windows版]コピーログ 

マイグレーション、レプリケーションの起動および停止などの情報です。(「コピーログ」と呼びます)。なお、コピーログを記録するファイルを「コピーログファイル」と呼びます。

コピーログファイルは情報を書き出している現世代と、1つ前の世代の2世代を保持します。コピーログファイルのサフィックスで区別されます。コピーログは必ずサフィックス“.0”のコピーログファイルに書き出されます。コピーログファイルのファイル容量が基準値を超えた場合に、コピーログファイルを切り替えます。コピーログファイルの切り替えを[図:コピーログファイルの切り替え]に示します。

[図:コピーログファイルの切り替え]

■ファイル名

コピーログファイルのファイル名は、“{VARインストールディレクトリ}\var\opt\FJSVssmgr\current\vsclog\VscmCopyHistory.0”、“{VARインストールディレクトリ}\var\opt\FJSVssmgr\current\vsclog\VscmCopyHistory.1”です。コピーログファイルのファイル名のサフィックスは、世代を表しています。

サフィックス番号

意味

.0

現在、情報が記録されているコピーログファイル

.1

1世代前のコピーログファイル

■レコード形式

コピーログのレコードには、以下の5種類があります。

各レコードは、共通部と情報部で構成されています。

◆共通部

共通部は、5つの項目から構成されています。各項目は空白で区切られています。

[表:共通部の構成]

名称

内容

1

西暦日付

レコードが書き出された年月日が“yyyy/mm/dd”の形式で表示されます。

  • yyyy: 西暦(数字4桁)

  • mm: 月(数字2桁)

  • dd: 日(数字2桁)

2

時刻

レコードが書き出された時刻が“hh:mm:ss”の形式で表示されます。

  • hh: 時(24時間表現、数字2桁)

  • mm: 分(数字2桁)

  • ss: 秒(数字2桁)

3

ラベル

文字列“FSP_FJSVssvsc_Copy:”が表示されます。

4

種別

文字列“INFO:”、“WARNING:”、“ERROR:”が表示されます。

5

識別子

情報部を区別する識別子が表示されます。

  • 90451: コピー開始処理

  • 90452: 切り替え・切り離し処理

  • 90453: 異常セションに対する中止処理

  • 90454: 正常セションに対する中止処理

  • 90455: 処理が異常終了した場合


◆情報部

情報部は、共通部の“識別子”の後に1つの空白をおいてから始まります。情報部の各項目も空白で区切られています。

開始レコード

[表:情報部(開始レコード)]

名称

内容

1

処理種別

ユーザが選択したコピーの種別が表示されます。

  • migration:マイグレーション

  • replication:レプリケーション

2

レコード種別

文字列“STARTED”が表示されます。

3

セションID

“SID=”

セションID(数字8桁)が表示されます。

“SID=xxxxxxxx”

4

仮想筐体名

“FromVB=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

5

仮想ディスク名

“FromVD=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク名が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション対象の仮想ディスク名が表示されます。

6

仮想筐体名

“ToVB=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション先の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

7

仮想ディスク名

“ToVD=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション先の仮想ディスク名が表示されます。

8

バックアップ表示

“BackUp=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーションの正常終了時に移行元の仮想ディスクを構成していた実ディスクをバックアップディスクとして残すか否かが表示されます。

    • YES: バックアップディスクとして残されます。

    • No: バックアップディスクとして残されません。

  • レプリケーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

9

仮想化スイッチ名

“VSW=”

  • マイグレーション、レプリケーションを実行している仮想化スイッチ名が表示されます。

10

実行種別

“AP=”

  • 文字列“ESC”が表示されます。

11

実行優先度

“Priority=”

  • マイグレーション、レプリケーションの実行優先度が表示されます。

12

仮想ディスク容量

“Capacity=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク容量が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション対象の仮想ディスク容量が表示されます。

13

実行開始日時

“StartDate=”

マイグレーション、レプリケーションを開始した日時が“yyyy/mm/dd hh:mm:ss”の形式で表示されます。

  • yyyy: 西暦(数字4桁)

  • mm: 月(数字2桁)

  • dd: 日(数字2桁)

  • hh: 時(24時間表現、数字2桁)

  • mm: 分(数字2桁)

  • ss: 秒(数字2桁)

14

メッセージ

“Message=”

装置が異常終了した要因を出力します。
エラーメッセージと同様。
「-」を表示します。

15

ABEND要因情報

“Abend="

コピーステータスが異常になった要因を出力します。

「-」を表示します。

正常終了レコード

[表:情報部(正常終了レコード)]

名称

内容

1

処理種別

ユーザが選択したコピーの種別が表示されます。

  • migration:マイグレーション

  • replication:レプリケーション

2

レコード種別

文字列“NORMALEND”が表示されます。

3

セションID

“SID=”

セションID(数字8桁)が表示されます。

“SID=xxxxxxxx”

4

仮想筐体名

“FromVB=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

5

仮想ディスク名

“FromVD=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク名が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション対象の仮想ディスク名が表示されます。

6

仮想筐体名

“ToVB=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション先の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

7

仮想ディスク名

“ToVD=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション先の仮想ディスク名が表示されます。

8

バックアップ表示

“BackUp=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーションの正常終了時に移行元の仮想ディスクを構成していた実ディスクをバックアップディスクとして残すか否かが表示されます。

    • YES: バックアップディスクとして残されます。

    • No: バックアップディスクとして残されません。

  • レプリケーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

9

仮想化スイッチ名

“VSW=”

  • マイグレーション、レプリケーションを実行している仮想化スイッチ名が表示されます。

10

実行種別

“AP=”

  • 文字列“ESC”が表示されます。

11

実行優先度

“Priority=”

  • マイグレーション、レプリケーションの実行優先度が表示されます。

12

仮想ディスク容量

“Capacity=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク容量が表示されます。

  • レプリケーションの場合
    レプリケーション対象の仮想ディスク容量が表示されます。

13

実行開始日時

“StartDate=”

マイグレーション、レプリケーションを開始した日時が“yyyy/mm/dd hh:mm:ss”の形式で表示されます。

  • yyyy: 西暦(数字4桁)

  • mm: 月(数字2桁)

  • dd: 日(数字2桁)

  • hh: 時(24時間表現、数字2桁)

  • mm: 分(数字2桁)

  • ss: 秒(数字2桁)

14

メッセージ

“Message="

装置が異常終了した要因を出力します。
エラーメッセージと同様。
「-」を表示します。

15

ABEND要因情報

“Abend="

コピーステータスが異常になった要因を出力します。

「-」を表示します。

異常終了レコード

[表:情報部(異常終了レコード)]

名称

内容

1

処理種別

ユーザが選択したコピーの種別が表示されます。

  • migration:マイグレーション

  • replication:レプリケーション

  • EC(ACM): ACMコピー

2

レコード種別

文字列“ABNORMALEND”が表示されます。

3

セションID

“SID=”

セションID(数字8桁)が表示されます。

“SID=xxxxxxxx”

4

仮想筐体名

“FromVB=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

5

仮想ディスク名

“FromVD=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク名が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)対象の仮想ディスク名が表示されます。

6

仮想筐体名

“ToVB=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)先の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

7

仮想ディスク名

“ToVD=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)先の仮想ディスク名が表示されます。

8

バックアップ表示

“BackUp=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーションの正常終了時に移行元の仮想ディスクを構成していた実ディスクをバックアップディスクとして残すか否かが表示されます。

    • YES: バックアップディスクとして残されます。

    • No: バックアップディスクとして残されません。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    文字列“-”が表示されます。

9

仮想化スイッチ名

“VSW=”

  • マイグレーション、レプリケーション、EC(ACM)を実行している仮想化スイッチ名が表示されます。

10

実行種別

“AP=”

  • マイグレーション、レプリケーションの場合
    文字列“ESC"が表示されます。

  • EC(ACM)の場合
    文字列“other"が表示されます。

11

実行優先度

“Priority=”

  • マイグレーション、レプリケーション、EC(ACM)の実行優先度が表示されます。

12

仮想ディスク容量

“Capacity=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク容量が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)対象の仮想ディスク容量が表示されます。

13

実行開始日時

“StartDate=”

マイグレーション、レプリケーション、EC(ACM)を開始した日時が“yyyy/mm/dd hh:mm:ss”の形式で表示されます。

  • yyyy: 西暦(数字4桁)

  • mm: 月(数字2桁)

  • dd: 日(数字2桁)

  • hh: 時(24時間表現、数字2桁)

  • mm: 分(数字2桁)

  • ss: 秒(数字2桁)

14

メッセージ

“Message="

装置が異常終了した要因を出力します。
エラーメッセージと同様。
「-」を表示します。

15

ABEND要因情報

“Abend=”

コピーステータスが異常になった要因を出力します。

  • COPY_ABEND_CAUSE_OK: 正常終了

  • COPY_ABEND_CAUSE_MIRROR: ミラーボリュームエラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_SRC: コピー元ボリュームエラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_DST: コピー先ボリュームエラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_MANAGEMENT_AREA: VS900管理領域エラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_ENGINE_UNSUPPORTED: エンジン未サポート

  • -unknown-: 不明

  • COPY_ABEND_CAUSE_OTHER: その他

異常終了の原因が判断できない場合や情報が取得できなかった場合については、「6.3 資料の採取方法」を参照して、問題解決に必要な資料を採取の上、富士通技術員(SE)に連絡してください。

中止レコード

[表:情報部(中止レコード)]

名称

内容

1

処理種別

ユーザが選択したコピーの種別が表示されます。

  • migration:マイグレーション

  • replication:レプリケーション

  • EC(ACM): ACMコピー

2

レコード種別

文字列“CANCELED”が表示されます。

3

セションID

“SID=”

セションID(数字8桁)が表示されます。

“SID=xxxxxxxx”

4

仮想筐体名

“FromVB=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

5

仮想ディスク名

“FromVD=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク名が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)対象の仮想ディスク名が表示されます。

6

仮想筐体名

“ToVB=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)先の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

7

仮想ディスク名

“ToVD=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)先の仮想ディスク名が表示されます。

8

バックアップ表示

“BackUp=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーションの正常終了時に移行元の仮想ディスクを構成していた実ディスクをバックアップディスクとして残すか否かが表示されます。

    • YES: バックアップディスクとして残されます。

    • No: バックアップディスクとして残されません。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    文字列“-”が表示されます。

9

仮想化スイッチ名

“VSW=”

  • マイグレーション、レプリケーション、EC(ACM)を実行している仮想化スイッチ名が表示されます。

10

実行種別

“AP=”

  • マイグレーション、レプリケーションの場合
    文字列“ESC"が表示されます。

  • EC(ACM)の場合
    文字列“other"が表示されます。

11

実行優先度

“Priority=”

  • マイグレーション、レプリケーション、EC(ACM)の実行優先度が表示されます。

12

仮想ディスク容量

“Capacity=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク容量が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)対象の仮想ディスク容量が表示されます。

13

実行開始日時

“StartDate=”

マイグレーション、レプリケーション、EC(ACM)を開始した日時が“yyyy/mm/dd hh:mm:ss”の形式で表示されます。

  • yyyy: 西暦(数字4桁)

  • mm: 月(数字2桁)

  • dd: 日(数字2桁)

  • hh: 時(24時間表現、数字2桁)

  • mm: 分(数字2桁)

  • ss: 秒(数字2桁)

14

メッセージ

“Message="

装置が異常終了した要因を出力します。
エラーメッセージと同様。
「-」を表示します。

15

ABEND要因情報

“Abend="

コピーステータスが異常になった要因を出力します。

  • COPY_ABEND_CAUSE_OK: 正常終了

  • COPY_ABEND_CAUSE_MIRROR: ミラーボリュームエラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_SRC: コピー元ボリュームエラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_DST: コピー先ボリュームエラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_MANAGEMENT_AREA: VS900管理領域エラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_ENGINE_UNSUPPORTED: エンジン未サポート

  • -unknown-: 不明

  • COPY_ABEND_CAUSE_OTHER: その他

中止の原因が判断できない場合や情報が取得できなかった場合については、「6.3 資料の採取方法」を参照して、問題解決に必要な資料を採取の上、富士通技術員(SE)に連絡してください。

処理失敗レコード

[表:情報部(処理失敗レコード)]

名称

内容

1

処理種別

ユーザが選択したコピーの種別が表示されます。

  • migration:マイグレーション

  • replication:レプリケーション

  • EC(ACM): ACMコピー

2

レコード種別

文字列“FAILED”が表示されます。

3

セションID

“SID=”

セションID(数字8桁)が表示されます。

“SID=xxxxxxxx”

4

仮想筐体名

“FromVB=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)対象の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

5

仮想ディスク名

“FromVD=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク名が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)対象の仮想ディスク名が表示されます。

6

仮想筐体名

“ToVB=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)先の仮想ディスクが存在する仮想筐体名が表示されます。

7

仮想ディスク名

“ToVD=”

  • マイグレーションの場合
    文字列“-”が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)先の仮想ディスク名が表示されます。

8

バックアップ表示

“BackUp=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーションの正常終了時に移行元の仮想ディスクを構成していた実ディスクをバックアップディスクとして残すか否かが表示されます。

    • YES: バックアップディスクとして残されます。

    • No: バックアップディスクとして残されません。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    文字列“-”が表示されます。

9

仮想化スイッチ名

“VSW=”

  • マイグレーション、レプリケーション、EC(ACM)を実行している仮想化スイッチ名が表示されます。

10

実行種別

“AP=”

  • マイグレーション、レプリケーションの場合
    文字列“ESC"が表示されます。

  • EC(ACM)の場合
    文字列“other"が表示されます。

11

実行優先度

“Priority=”

  • マイグレーション、レプリケーション、EC(ACM)の実行優先度が表示されます。

12

仮想ディスク容量

“Capacity=”

  • マイグレーションの場合
    マイグレーション対象の仮想ディスク容量が表示されます。

  • レプリケーション、EC(ACM)の場合
    レプリケーションまたはEC(ACM)対象の仮想ディスク容量が表示されます。

13

実行開始日時

“StartDate=”

マイグレーション、レプリケーション、EC(ACM)を開始した日時が“yyyy/mm/dd hh:mm:ss”の形式で表示されます。

  • yyyy: 西暦(数字4桁)

  • mm: 月(数字2桁)

  • dd: 日(数字2桁)

  • hh: 時(24時間表現、数字2桁)

  • mm: 分(数字2桁)

  • ss: 秒(数字2桁)

14

メッセージ

“Message="

装置が異常終了した要因を出力します。
エラーメッセージと同様。
「-」を表示します。

15

ABEND要因情報

“Abend="

コピーステータスが異常になった要因を出力します。

  • COPY_ABEND_CAUSE_OK: 正常終了

  • COPY_ABEND_CAUSE_MIRROR: ミラーボリュームエラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_SRC: コピー元ボリュームエラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_DST: コピー先ボリュームエラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_MANAGEMENT_AREA: VS900管理領域エラー

  • COPY_ABEND_CAUSE_ENGINE_UNSUPPORTED: エンジン未サポート

  • -unknown-: 不明

  • COPY_ABEND_CAUSE_OTHER: その他

処理失敗の原因が判断できない場合や情報が取得できなかった場合については、「6.3 資料の採取方法」を参照して、問題解決に必要な資料を採取の上、富士通技術員(SE)に連絡してください。

6.4.2 仮想ストレージウィンドウのログ 

仮想ストレージウィンドウが採取したログは、運用管理クライアントの以下のフォルダに格納されています。

<Windows Vistaの場合>

\\クライアントインストール先\Client\workspace\.metadata\.plugins\com.fujitsu.systemwalker.rcnr.client\var\san\gui\vscc

<Windows Vista以外の場合>

\\ユーザ指定フォルダ\Client\workspace\.metadata\.plugins\com.fujitsu.systemwalker.rcnr.client\var\san\gui\vscc


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