ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド 仮想ストレージ管理編 13.2 - Solaris (TM) Operating System / Linux / Microsoft(R) Windows(R) - |
目次
![]() ![]() |
第5章 操作 |
仮想ディスクのコピー処理の状況は、「コピー状況照会」画面で認識することができます。本節では、「コピー状況照会」画面の操作方法について説明します。「コピー状況照会」画面では、以下の操作が可能です。「コピー状況照会」の各画面の説明は、「A.3 コピーの画面説明」を参照してください。
コピー処理の中止
マイグレーションの切替え
バックアップディスクの操作
コピーのポーリング間隔を変更する事ができます。
[表示]-[オプション]-[動作環境]を選択します。
「動作環境」ダイアログが表示されます。
設定したいポーリングの間隔を入力し<OK>ボタンを選択します。デフォルトは10分です。
コピーのポーリング間隔が設定され、「コピー状況照会」画面より設定した間隔ごとに情報が更新されます。
マイグレーション処理、レプリケーション処理あるいはACMの処理を中止することができます。
中止を実施するセションを選択します。
<中止>ボタンを選択します。
他に選択したセションと同じ種別(マイグレーション、レプリケーション、ACM)の中止可能なセションが存在する場合は、コピーセション選択(中止)ダイアログが表示されます。
選択したセションは、デフォルトでチェックされている状態になります。
他に中止したいセションがあれば、チェックボックスを選択し、<OK>ボタンを選択します。
・マイグレーション中止の場合
・レプリケーション中止の場合
・ACM中止の場合
「中止」の確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。
「コピー状況照会」画面より中止したセションが削除されます。
マイグレーション、レプリケーションの処理あるいはACMの処理が失敗するとステータスが「異常終了」となります。
この異常終了したマイグレーション、レプリケーション表示を削除することができます。
ステータスが「異常終了」となっているセションを選択します。
<中止>ボタンを選択します。
他に選択したセションと同じ種別(マイグレーション、レプリケーション、ACM)の中止可能なセションが存在する場合は、コピーセション選択(中止)ダイアログが表示されます。
選択したセションは、デフォルトでチェックされている状態になります。
他に中止したいセションがあれば、チェックボックスを選択し、<OK>ボタンを選択します。
「中止」の確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。
「コピー状況照会」画面より中止したセションが削除されます。
仮想ディスクを構成している実ディスクを移行元から移行先の実ディスクに切替えます。
マイグレーションのステータスが「等価性維持」のセションを選択します。
<切替>ボタンを選択します。
他に切替え可能なセションが存在する場合は、コピーセション選択(切替)ダイアログが表示されます。
選択したセションは、デフォルトでチェックされている状態になります。
他に切替えしたいセションがあれば、チェックボックスを選択し、<OK>ボタンを選択します。
「マイグレーション切替」の確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。
仮想ディスクを構成している実ディスクが、移行先の実ディスクに切替えられます。
マイグレーションの切替えを実行できるのは、マイグレーション起動時に、バックアップディスクを保持した場合だけです。バックアップディスクを保持しない場合は、自動的にマイグレーションの切替えが実行されます。
自動的にマイグレーションの切替えが実施された場合は、切替え時間に最大30分かかることがあります。
マイグレーション起動時にバックアップディスクを保持した場合は、マイグレーション処理の終了後にバックアップディスクに対する操作を行う必要があります。
バックアップディスクに対して以下の操作が可能です。
バックアップディスクの削除
バックアップディスクからのリストア
マイグレーション処理で保持していたバックアップディスクの削除を行います。
「マイグレーションバックアップディスク一覧」ダイアログを、以下のいずれかの方法で起動します。
画面上の<マイグレーションバックアップディスク一覧>ボタンを選択します。
画面上の[操作]-[マイグレーションバックアップディスク一覧]を選択します。
[マイグレーションバックアップディスク一覧]ダイアログが表示されます。
削除するバックアップディスクを選択(複数選択可能)し、<削除>ボタンを選択します。
<全て選択>ボタンを選択すると、全てのバックアップディスクが選択できます。
バックアップディスクが全て選択されている場合、<クリア>ボタンを選択すると全てのバックアップディスクの選択が解除できます。
[マイグレーションバックアップディスクの削除]確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。
バックアップディスクの削除が実行されます。
マイグレーションの切替えが完了し、移行先の実ディスクで仮想ディスク運用を始めた場合は、バックアップディスクは不要ですので速やかに削除してください。
マイグレーション処理で保持していたバックアップディスクからリストアを行います。
「マイグレーションバックアップディスク一覧」ダイアログを、以下のいずれかの方法で起動します。
画面上の<マイグレーションバックアップディスク一覧>ボタンを選択します。
画面上の[操作]-[マイグレーションバックアップディスク一覧]を選択します。
[マイグレーションバックアップディスク一覧]ダイアログが表示されます。
リストアするバックアップディスクを選択(複数選択可能)し、<リストア>ボタンを選択します。
<全て選択>ボタンを選択すると、全てのバックアップディスクが選択できます。
バックアップディスクが全て選択されている場合、<クリア>ボタンを選択すると全てのバックアップディスクの選択が解除できます。
[マイグレーションバックアップディスクのリストア]確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。
バックアップディスクのリストアが実行されます。
目次
![]() ![]() |